ずっと不思議に思っていることがあります。
それは牛肉のBSE問題にはとても敏感な日本人が、まぐろなどに含まれる水銀の問題には無関心なこと。
 気にしなければ大丈夫なの?

さて仮面ライダーのプロデューサー・白倉さんのブログで取り上げられていたマーガリン。
学校給食のは、口の中で溶けない代物だったせいかワタシは苦手でした。
でも最近はいろんな改良が進んで、おいしいマーガリンもあるのでしょうね。
健康を唱っているエコナなども、なんとなく口にする気がしなくて、バターやオリーブオイルを選んでいるのですが、これが好みの問題なら別にいいんです。

マーガリンって、誕生してまだ一世紀の食品なんですよね。
真珠(margarite)のように白いからとネーミングされたマーガリンは、そもそもバターの代替物でしたが、動物性油脂のバターと違って、太りにくいのが体に良いとアメリカでもてはやされました。
でも、最近はもっぱら健康に良くない油・トランス脂肪酸として認識されているようです。
白倉さんのブログを読んだ後、あらためて身の回りのトランス脂肪酸とやらを探してみたら、思いのほか多いことに正直ビックリ!
その場で食べる、食べないは関係なく、揚げ物は総じてトランス脂肪酸とのこと。
マーガリンを買わなくても、お菓子や揚げ物、その他ありとあらゆる食品にトランス脂肪酸が含まれているそうです。
バターや牛肉、牛乳などにも、少量ながら天然の(?)トランス脂肪酸が含まれているとは!
で、最近の欧米の食品には「Trans Fat 0g」の表示があるんですね。
チョコレートクリームとか、ポテトチップスとか、トランス脂肪酸を発生させない、あるいは除去した食品ってことなんですが、どんな工夫をしているのでしょう
試しに「Trans Fat 0g」の表示の食品を2〜3種類食べてみたら、どれも意外と(?)美味♪
お値段はかなり高めなので、控えめに購入することになりそうですが★

食べてすぐにはわからなくても、ずっと取り続けているうちに体に悪影響が出てくるというのなら、ヤッパリ敬遠したい派なワタシ。
そういえば「赤毛のアン」でマリラおばさんたちは、アメリカ人の生活スタイルはうさん臭いってなことを言っていたようですが、おばさんに典型的に見られるカナダ人の自意識のようなものがワタシにもあれば、今頃、花粉症やアトピーで苦しむこともなかったのかも? 
元気な頃は、食べものには無頓着だったってことかな★

でも、そもそも牛やヤギから作られる食べ物には、トランス脂肪酸が含まれているんですよね。
ハッ! そのせいでヨーグルトを食べた時、一時的にまろ禿げになっちゃったのかな、うちの猫☆
夫や次男坊は、赤ちゃんの時からミルクが豆乳だったってくらい牛乳ダメな人ですが、これも実はトランス脂肪酸と関係あったりして???

ちなみに、まぐろやブリなど水銀値が高い魚介類を食べた後は、イカキトサンでデトックス(っていうの?)しているワタシ。
でも、水銀の悪影響が人類に出る前に、水産資源が枯渇しちゃう方が先?
だったら、トランス脂肪酸と同様、魚介類の水銀値表示を義務づけちゃえば、食べる人が減っていいかも?