クリスマスの夜、我が家に新しい猫がやってきました。
近所の歴史博物公園の売店横でウロついていた白い猫。
元気な野良猫たちを避け(鼻の先を引っ掻かれた跡あり)、人がいる場所をうろうろしていたその猫は、餌をもらえていたかどうか分からないほどやせ細っていました。
おまけに、博物公園が26日から正月休みに入るので、見守る目もなくなってしまう。
ということで、今回はあまり深く考えずに、私とnobvkoの夫で救出してきました。
で、家についてからしばらくして分かったのは、この仔がオスだったこと。
後ろ足の間に、小さい丸っこいのが付いていました。我が家ではメスしか飼えないって思ってたのですが、仕方ない。
これも何かの縁。
最初の晩はウェンディを脅かさないようにと、玄関に檻を設置してほっかいろで暖をとり、急いで買ってきたアニスター(八角)のノミ避け剤を首元にたらしました。
ところが猫の衰弱が思いのほか激しく、最初は食べていた餌も口にしなくなったので、私(とnobvkoの夫)の部屋に産経新聞を敷いて、下痢をしたり胃液を吐いたりするたびにタオルを取り替えていたら、その子の嘔吐物からピーナッツの欠片が4つも!
これで気持ち悪くなっていたのかも。
どうやらしばらくの間は、まともな餌をもらえていなかった様子。
でも、ピーナッツを吐いてからは容態も落ち着いて、無事に朝を迎えました。
それからはウェンディと2〜3日かけながら徐々にランデブーさせ、食欲も旺盛に。
禿げていた両耳の毛も、すごい勢いで生えそろいはじめ、何匹か居たノミも蚤取り櫛で鋤いて取り除き(白い毛なので、見つけやすい)、元気になりました。
うんちもおしっこも、きちんと猫用トイレでしてくれます。
ものすごい甘えん坊さんで、ひざの上で丸くなるのがとても好き。
ウェンディが寂しがらないように気をつけながら、世話をしています。(飼い猫は新しい猫がやってくるとどこかへ家出してしまうこともあるそう)
♪まっし〜ろなこやぎ、なまえ〜はユキ
いつかしら初めて、あなたと出会ったのは。
そうね。あの、泉のほとり。
冷た〜い水を、一緒に飲んだ日〜♪
真っ白な毛を撫でながら、昔良く聞いていた「ハイジ」の挿入歌を口ずさんでいたら、nobvkoの夫が
「なら、名前はユキにしたら?」
「ユキちゃんは女の子でしょ。この仔は男の子だよ」
「だったらユキオ?」
「・・・それは絶対、イヤ!(大笑い)」
で、見た目が小熊に似ていることから、つけた名前がアーサー。
前にも書きましたが、アーサー(Arthur)という名は元々ケルト語の「熊」からきています。
次男坊が毎週楽しみに観ていた『魔術師マーリン』も、昨夜最終回を迎えました。
アーサー王子が死の淵から復活!
シーズン2が今から楽しみです。