october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

2012年09月

もうすぐ10月。

October Sky。(笑)

TVでも、なにやら面白そうな新番組が始まりそうです。

前から気になってる朝ドラ『純と愛』。

番宣の(?)『仕事の流儀』で、KYさんは某ツイッターのイメージキャラ画と似てるなぁと思った。(謎)

 

それからアニメ『マギ』。

次男坊が夢中で読んでるコミックのアニメ化で、シリーズ恒星、もとい構成が吉野弘幸さんと知って、期待しています。

 

そして『神様はじめました』。

ひょんなこと(?)からこのアニメの監督が『おじゃる丸』や『レジェンズ』の大地さんということを知り興味が湧いて、公式ホームページにあった原作コミックの試し読みをしたら面白そう〜♪

原作の鈴木ジュリエッタさんの作風が、的には懐かしの漫画家・泉左京さんの雰囲気(?)なのです。

どちらも『花とゆめ』に連載、というのも妙に納得☆

元気な乙女と、摩訶不思議なイケメンズの組み合わせ、ってやっぱり面白いんですよね。

左京さんは洋館で、ジュリエッタさんは神社、ってところに時代を感じてます。(笑)

 

さぁて録画予約♪ 録画予約♪

 

これまでの成り行きはほとんど知らないですが、今週の『梅ちゃん先生』の子育てエピソード(?)には興味が湧いて、土曜日までずっと観てしまいました。

 

で、観終わった感想は「ウ〜ン

 

この程度で梅ちゃんが育児放棄と言われるなら 朝から晩まで保育園に子供を預けて働かなければならない現代の母親は全員が育児放棄になってしまいます。

家庭によっては今でも子育ては定年退職した爺婆で幼稚園のお迎えも爺婆が多いです。

それぞれの家庭の経済や環境によって子育ても違ってくると思いますが下村家では梅ちゃんの町医者として仕事を全面的に理解し協力を惜しまない家庭環境なのだから現状は当然の事だと思います。

 

なんて感想を、どこぞの掲示板に書かれている方もいらっしゃいます。

そう、その通り。

現代のフルで働き続ける母親が、(食べていけないというわけでもないのに)朝から晩まで赤ちゃんを保育園に預けているのは育児放棄と同じなんです。

この現実に心の奥底で気づかせることが意図されてたとしたら、やるじゃないですか、NHK☆

 

一方、梅子とノブ(夫)の亀話に込められているらしい寓意の、つかみどころのなさと言ったら。

 

狭い金魚鉢の中も、広い海も、淡水で生きる亀には生きる場所としては適切ではない。

そのことがわからずに亀吉を殺してしまった幼かった二人。

そんな二人が大人になった今、自分たちの赤ちゃんにとって本当に望ましい場所を作るのもやっぱり難しい。

でも、全然口うるさくないおばあさんたちが、きっちり見ててくれる環境があるのだから、二人は余計なこと考えなくてOKってこと???

 

梅子の病院、というより兄の家に厄介になりに来た叔父さんが、梅子にした

 

「戦争中に比べたら今は悩みも贅沢すぎる。子育てなんてあっという間だ。側に居られないからって気にするな。周りの人に甘やかされることを心配したほうがいい。」

 

っていう助言もなんだかなぁ。

これなんか、観ているワーキングマザーが金儲けに勤しむ理由づけをget?って感じでした。

でも、悲惨な幼少期(だったとnobvkoの夫が言っていた)の寂しい気持ちの反動で、一攫千金を狙って生きて来たことを悔やむ叔父さんの子育て助言だから、梅子の気休めにはなっても、あまり説得力がないものとして置かれてた、ってことなのかなぁ???

 

牛が逃げたら大事(おおごと)だが、おまえ独りがいなくなっても構わない、と言われ寂しい思いを重ねた東北の実家から集団就職で上京し、ノブの工場で働いている光男の言葉が、素朴ながら周りの人の心に響くというエピソードが、お決まりのネタとしてこれまで散々おかれて来た(らしい)のに、今回の子育て騒動ではスルーというのはこれ如何に。

もしかして、近所の工場の労働者諸君のストライキを止めさせた、「自分の仕事に誇りを持って取り組めるかどうかが大事(だいじ)」というメッセージは、「他の存在を妬まずに、誇りを持って自分の仕事に取り組めるかどうか」という母親へのメッセージでもあったの???

 

毎回観ているnobvkoの夫の背景説明で、こんな風に脳内補完しながら観たせいか、ホントわかりにくかった。

 

来週からは、また観ません。(笑)

 

 

 

 

 

子供の名前をあれこれ考える梅子と信郎。

信郎がひとまず落ちつきかけた名前が「信太」とは。

『野ブタ。をプロデュース』の原作では、転校生の名前は漢字もそのまま同じでしたっけ。

梅子の表情が微妙に見えたのはだけ?(笑)

 

赤ちゃんを育てるために、仕事を友に預けて時間のやりくりをする梅ちゃん先生。

世間の働く母親たちは、梅ちゃん先生のことを羨ましいと思うのかなぁ。

 

現実は仕事を人に預けると、キャリアを取られると危惧する世の女性たちが、そうはさせじと子供の世話を他人に預けて働き続けます。

そうすることが目指すべき自立なんだと勘違いしながら。

 

は『梅ちゃん先生』は面白くなくて、ほとんど観てなかったけれど、子供の側にいようとするお母さん、として描かれてるのを観ると、なんだかホッとして、こういうのもありかもと思っちゃう。

人に仕事を預けられる、それでキャリアを失っても構わないと思える女性がもっと増えて、家にお母さんがいる時間がもっと増える世の中になったら、寂しい子供がグンと減って、「野ブタ。」や「信太」のようにいじめられる人もグンと減るのになぁ。

 

 

・・・梅ちゃんを手伝ってる友だちは、無給なのかなぁ。

 

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