2015年02月23日 夢を越えて 『SHIROBAKO』前からアニメ制作ってどんな感じで行なわれているのだろうと謎だったので、毎週こんなにわかりやすく面白く知ることが出来て本当に感銘を覚えます。 山ねずみロッキー チャック、じゃなかった山はりねずみアンデス チャッキーのお話に、夢を越えていく人たちの姿が重なりました。
2015年02月20日 三人男 『デート』。なにが嫌って、依子と巧の「おさまり感」。二人はこんなだけど、こんなところもあるのだから大丈夫、大目に見て存在を赦してやろうよね、という感じがあまりにも世間的過ぎて、嫌な感じです。 もっとぶっ飛んだ感じでとてもじゃないけど見てられない、って感じだったら良かったのになぁ。『○○妻』。今週はちょっと面白かった。キャスターという地位を投げ打っても良いから、本当の夫婦になりたいと思い始めた主人公。テレビで世間に向かってカッコいいことを言ってても、素の自分は別のことを考えていたりする、ということに気付くことがこのドラマのテーマなのかなと思って観てきましたが、あまりそのあたりがグイグイと伝わってこなくて、先週までは悶々としました。『問題のあるレストラン』。魑魅魍魎な呪文(?)が書かれた杓文字をめぐるオープニングの騒動に、大爆笑!こういうの大好物です♪『レミーのおいしいレストラン』にはラタトゥイユが出てきましたが、このドラマではポトフなんですね。そして烏森YOUさんが実は弁護士で、これから逆襲が始まることにワクワク♪物語として王道だと思います。って、こんな感想嬉しそうに書いてないで、私も何か創造しろ!?
2015年02月13日 発見!伝 いやぁ毎回オンタイムで観ちゃいますね、『問題のあるレストラン』。これって私、最初は宮沢賢治の『注文の多い料理店』のオマージュ?って思ったせいもあるんですけど、登場するガールたちが猫ちゃんたちに見えるんです。(ハイジさん含む♪) 協調性には少しばかり欠けちゃうのかもしれないけど、皆それぞれがチャーミング。 はっ! 飛び抜けたレジリエンス(って言葉が流行って来たらしいです)、「精神的回復力」の持ち主・たま子の周りに集い来るガールたちが全部で8匹、じゃなかった8人だったら『八犬伝』ならぬ『八猫伝』になる!? たま子、ハイジさん、新田さん、千佳ちゃん、三千院さん、烏森YOUさん、そして今回加わった藍里さんで7人だから、もしかしてラストで彼女が参戦!? 勧善懲悪なラストが待ってるんだろうけど、それまでのあれやこれやが妙にリアルで、見ている最中は不快感がMAXになることも。 なのに、また食べたく、じゃなかった観たくなる。 女性じゃ描けないかもしれない女性の良いところと悪いところを、今回も坂元さんは愛情込めて描いているなぁ。 さてと、夕食はポトフにしよっかな♪〈YAHOO感想掲示板より転載〉
2015年02月12日 キリスト者、というよりキリストそのものになりたい? 巷を震撼とさせている曽野綾子さんの産経新聞コラム記事。私は最初、当該記事を読んだ時には「あぁまたこんなこと言っちゃったのか」と巷と同様の反応をしていました。なにしろ拙ブログでも、曽野さんの記事には何度か楯突いたことがある私。でもです。今回の件は、そのままには受け取れないものであることに気付いてしまいました。曽野さんは、巷の反論を予期したうえで、移民を受入れない未来を日本人が選択する、そのための世論を呼び起こそうとしているのではないのかって。 なにしろ、曽野さんは結論部分で「人種によって居住区を分ける」ことを提案しているんですよ。それをそのまま受入れたら、レイシスト呼ばわりされても仕方のない過激さです。国際的にも身の危険を伴う主張なのです。誰だってマトモな人なら、この手の案が危ないことはすぐに分かるでしょう。だからこの結論はどう見てもおかしいのです。結論が間違っているのなら、導入の部分、すなわち「労働力補充のために労働移民を認めねばならない」という部分を否定しなければならない。そう皆が考えられるように、曽野さんはあえて仕向けたのではないでしょうか。そういえば曽野さんは、前にこんなことを言ってましたっけ。「正義はそのことのために命の危険を承認するか、自分の財産をほとんど根こそぎささげるというほどの覚悟が要るもので、それができない場合は黙しているほうが身のほどを知っているというものだ。」それほどの覚悟をした上での発言としか思えないんですよね、今回の件は。ご自分の最晩年に、人から石を投げつけられることをあえて言って、日本人に進むべき方向を今一度考えさせ、自らの意志で選択させようとしている、という風に思うのは私だけかなぁ。単純労働のための移民を多数受入れれば、文化の違いから軋轢が生じるのはヨーロッパの例を見るまでもなく必至のなりゆきである。それを回避するためには棲み分けるしかないが、そのような制度を強制するような国柄を、日本人は選択するのか?と。「優しい日本人」が、本当にそんな未来を選択するつもりなのか?と。人を怒らせるようなことを言って張り付けになったイエス・キリストに、自らの最後を重ねる覚悟の上でのこのようなコラム記事であるならば、相変わらず傲慢な部分がおありの方だなぁとは思うのですが、曽野さんはやはりキリスト者であったのだなぁとも思います。きっと曽野さんは既に、ご自分の財産をほとんど根こそぎ国際貢献のために捧げる手続をされたことでしょう。 タグ :#曽野綾子#産経新聞コラム#移民問題