october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

2016年07月

という願いが込められているネーミングですね、遊川さん。

一(はじめ)くん目線で観ている人は、このストーリーを「信じたい」と思っている。
美奈(というより自分?)目線で観ている人の中にはまだ納得しにくいと思っている人が多い。
本当にこんなことってあるんだろうか、あったらいいけど、でもねぇ・・・と自分に正直に、事の次第をどこか疑いながら観守っている。
家族そのものが信じられなくなっている今の日本だから。

今週の回で心に残ったのは、逗子(笑)のおじいさんと孫が一緒に「白鳥」を奏でるシーン。
ベースの繰り返しのリズムは、穏やかな湖の波の様にも聴こえるし、白鳥が一生懸命水面下で足を漕いでいるようにも聞こえる。
グーっと近づいて観ている感じ。
メロディの優雅な感じは、には白鳥そのものというより白鳥の居る湖の情景全体の印象。
森の朝の霞がかった静かな湖面に、白鳥が静かに佇んでいる、その両方であってどちらか一方ではない、遠くから眺めている感じ。
ベースとメロディのそれぞれに、白鳥と湖を違った角度で感じられる。
おじいさんとやがて孫になる男の子が、それぞれを弾いている姿が印象的なシーンでした。
次の世代を創ることとは、血の継承とはイコールではなく、守りたい文化の継承であること・・・。

話は少し変わりますが、現在視聴率の良いドラマでは、「GO!!」と言える営業ウーマンとか、「早くやりなさいっ!!」(←と言っているような印象)と人に号令かけまくりのワンマン編集長とか、強烈なお人が主役や準主役として出てくるような。
今の日本、またそういうタイプの人たちに統制かけてもらいたくなってる!?
三軒家さんも花山も、口でガミガミ言うだけじゃなくて自分でやってみせてるところが、視聴者の共感を得ているのだとしたらいいのですけれど。
でも、nobvkoの夫曰く

「観てる人はね、『そうそう、私もガミガミ言ってるだけじゃないのよ、ちゃんとやってみせてるのよ。それなのに、だぁれもついてこないから、また声が大きくなっちゃうのよね。わっかるわぁ〜。』って共感してるんだよ。」

もしそうなら、統制かけたくなってるってことですか、今の日本。(泣)

でも、必ずしもそうではないように想います。
例えば『とと姉ちゃん』の東堂先生。
西田さんの書く本にはイライラさせられるですが、自分でも不思議なくらい良かった。
先生としてではなく、いつまでも夢見る乙女として居られる強い女性として素敵でした。
なんであぁいう女性(ひと)を描けるの?
君子かかにしてもそう。
他人を動かそうとせず、それ以上に他人に動かされない。
は、とてもあんな風にはなれませんけど。(笑)
毎日の暮らしに大切なのは、音頭取りの誰かじゃなく自分がどうしたいのか、すべてはそこにかかっていると思うです。


今週は何かの感染症に罹ってしまったようで、腎臓あたりが熱で痛くて苦しくて、ほとんど何も食べずにずっと横になっていました。
それでも『はじめまして、愛しています。』はオンタイムで視聴。
『家売るオンナ』は、録画しておいたのを、何か食べなければとnobvkoの夫が買っておいてくれたゼリーを食べながら観たら、予想外に大笑い。
まだ病気の最中だったので笑うたびに苦しかったです。(笑)
『とと姉ちゃん』は先ほど今週の録画分をイッキ見。
なんでもネタにしちゃう編集部に不快感いっぱいだったのに、東堂先生の佇まいにほろりとしてしまいました。

感染症は怖いらしいので、一度検査しておいた方がいいのかもしれませんが、治りかけで病院に行ってまた何かもらってくるのも嫌だし。
1月の時と同様、右の腎臓のあたりが痛んだので、また血尿が出るんじゃないかと心配しましたが、幸いそれは無しでひと安心。
でもドラマの観過ぎか左白目から出血。(汗)
だんだん動けるようになってきたので、9月の診察日までこのままやり過ごそうと思います。

『はじめまして、愛しています。』
歩君(笑)を連れて信次と美奈が出かけた動物園。
あれ?ここってこの間、やっとこさ巡礼することができた柏の葉公園のボート乗り場じゃないの?
それにしては賑やかで、楽しそうだこと。
人がた〜くさん出てる。
が6月7日に出かけた際は、小雨も降っていたためか、ほとんど人がいなかったっけ。
誰もいないどころか閉鎖されていたボート乗り場で「ここで『○○妻』撮ってたんだなぁ」と、独り感慨無量に。
近くにあるららぽーと柏の葉には、千円カットを利用したり、この辺りではここでしか観られない『ガンダムオリジン』を観にきたりと、何ヶ月かに一回くらいの頻度で来てる
160607_1516~02んですけれど、柏の葉公園はこの時が初めて。
nobvkoの夫との待ち合わせにはまだ少し時間があったので、園内のバラ園に寄ってみたらノヴァーリスという名前の花が綺麗だったのでパチリ。


              

今週の「動物園」で、もう一つの撮影場所だった千葉市動物公園には、我が家の息子兄弟がまだ幼稚園だった頃に毎年のように遠足で行きましたっけ。
、動物園は苦手なので、出かけるのが苦痛で苦痛で、何度目かからはとうとうnobvkoの夫に行ってもらう様になりました。(苦笑)
振り返って見ればも普通の子育てやら家事やらが苦手な主婦に含まれるんですね。
でもなんとかここまでやってこれたのはnobvkoの夫がサポートしてくれたり大目に見てくれたからなんだなぁと、ドラマを観て改めて思いました。(今ごろ)

ピアニストの義理母の、の先週の推理はどうやらハズレ。(いつものこと)
ピアニストの父親が住んでる場所は、披露山庭園住宅?
画面の向こう側には逗子マリーナと江ノ島が見えました。
披露山公園からの眺め???
ずっと前に一度だけ庭園住宅の入口に車を止めて、大通りを突っ切った向こう側にある公園に(披露山公園とは別の場所)行ってみたことがある
地元っ子の母によると、昔からある公園だとかで、どうしても観てみたくなったんです。
平日だったためかほとんど人がいなくて、丸い水平線が見晴らせるベンチに若いカップルが寝転んでいたのを憶えています。
いろんな意味で眩しい公園でした。

今週の回は、いつもならお風呂に入っちゃうnobvkoの夫がそれを後にして最後まで観ていました。
先ほど触れた薔薇の名「ノヴァーリス」は、ラテン語で「新開墾地」のことだそう。
これぞ遊川さんの新開墾地!?
来週も楽しみです♪
 

『ボディ・オブ・プルーフ』第2シーズン19話(前後編)
圧巻でした。
人は何を守りたいと願い、何が悪なのか。
家族や友達を守ることがまず基本にあり、それらを超えてでも何かをしなければならない時があることを、様々な登場人物たちの大げさではない等身大のキャラを通して、観ている者に伝えていました。
あのようなお話がテレビから流れる国だから、まだ信じていられる。
そのためには考えられないほどの様々な他者との衝突と、そこからフィードバックされて生じる自分自身との葛藤を、一人でも多くの個人が体験しない限り、所詮「国が悪い」「組織が悪い」と、すぐそこに居ない(ように感じられる)他人のせいにして済ますことを繰り返すんでしょうね。

『とと姉ちゃん』
花山は、自分は騙されていたと言う。
人を煽動できるキャッチーなコピーを作ることが出来ちゃう己の能力が、国に利用されたと振り返る。
でも実は、そんな能力で国(というか共同体)を利用して、 自分の居場所を作っていたことを反省しない花山。

世の中は互いに利用し合うもの。
己の才覚を活かすためには、その利用価値を知る者たちに使われながら、その者たちを使う。
それこそが渡世の才覚というもの。
戦時体制下では大政に翼賛し、戦後レジーム構築期には戦前戦中を黒塗りするWGIPのトレンドに乗り遅れるな。
結果が悪ければ「利用された」、首尾よくいったら「俺サマの手柄」。

表現する力、伝える力を持つ者は、伝える相手を自分が発したメッセージの通りに動かすことに快を感じ、いつしか相手や周囲を「強制せずに意のままに操る」ことを目的としがちですが、そんな古今東西のメディア業界人の典型として花山を置いているのでしょうか。
それを、同じメディア人として肯定してるのでしょうか、西田さん?
いや、まさか!?
国や世間に騙された、いや騙された振りをして自分の居場所を作ってきた花山が、常子たちと一緒に活動することを通じて、「誰かに騙された」という理屈で「自分で自分を騙して生きてきた」ことを認められる様になる・・・そんな深遠な結末に導くために、NHKや視聴者を騙し中なの?


『はじめまして、愛しています。』
オンタイムで観ていたの後ろで、お風呂から出てきたnobvkoの夫が一言。

「初めて(描きたいものを)描けるかもしれないね」 

聴こえて来るドラマの雰囲気から、遊川さんテイストだけど別の作家さんの作品だと思ったそうです。
いつもなら、登場人物の台詞からにじみ出る遊川さんの自己顕示欲が、このお話では抑制されていると感じるとのこと。
「素朴に面白そう」だそうです。
相変わらず失礼なことを言っています。(笑)
でも、本当に1時間があっという間でした。
次の日に、もう一回観てしまいました。
主人公のピアニストの義理のお母さんは、信次たち兄姉弟の血のつながったお母さんではないのかな。
子どもを作らず何かに賭ける人生が挫折した時に、お酒に溺れる様になったとか。
だから信次たち兄姉弟は、積極的にお見舞いに行こうとしない。
そしてピアノの音色に惹かれて庭に迷い込んだ男の子(『花子とアン』の歩君!)の運命を、頭では拒んでも心では引き受けようと葛藤するピアニストは、義理のお母さんの様にならないで済むというラストが・・・?

という訳で、恒例の我が家のエンディング推理です。

<その1>
ピアノの音色に惹かれて主人公宅にやってきた男の子の母親となることで、音楽の本質に気づいた美奈が、初めてコンクールで優勝する。

<その2>
ピアノの音色に惹かれて主人公宅にやってきた男の子の母親となることで、音楽教育の本質に気づいた美奈が男の子の才能を開花させ、男の子がコンクールで優勝する。

<その3>
ピアノの音色に惹かれて主人公宅にやってきた男の子の母親となることで、音楽と音楽教育の本質に気づいた美奈が、コンクールや音楽教室の経営の無意味さを確信し、素朴に音楽を楽しめる様になる。

<その4>
ピアノの音色に惹かれて主人公宅にやってきたと思われた男の子。
実はピアノの音の歪みに気づいていた。
男の子が調律したピアノで美奈はコンクールに優勝し、男の子は調律師への道を歩み始める。


どこまでも運んでいってください、彼女彼等の命 


 

<推理その1>

参院選投票日の直前になって、唐突に都知事選挙参戦の可能性を表明した石田純一氏。
都知事選挙への出馬するかも会見が、憲法改正反対をアピールする場違い感満載の会見であったことに世間は呆れ顔でした。
しかぁ〜し! 実はあの会見は、ある党派の深慮遠謀のもとに開かれたものだった!!
この参議院選挙では、あえて憲法改正を争点としてこなかった自民党。
選挙戦も終盤に入り、与党優勢が確定的になってきたのを見てとると

「世間が憲法改正を争点として意識した上で投票した結果、与党が勝利した」

という雰囲気を作りだすため、かねてより「プロ市民」の中に潜ませておいた草の者に司令を出した。

「勘違いしやすい男を焚き付けて、憲法改正を『選挙の争点』としてアピールさせろ」

石田さん、Good job!


<推理その2>

「民進党としては実務経験のある方が必要。都政は極めて大きな舞台で、一定の経験がないと都政という大きな船を操ることはできないのでないかと思っている」by 松原 仁 都連会長

というのは8日のこと。
そして11日。
「民進党執行部は、知名度が高いうえ都政の刷新も期待できるとして鳥越氏を擁立する方針」
「民進党は11日、東京都連が元経産官僚の古賀茂明氏に出馬要請をしていますが、党本部はこうした動きとは別に鳥越氏と水面下で接触し、11日、鳥越氏から出馬の意向を確認したということです。」
by 主要メディア

鳥越氏を何とか落としたかった民進党。
鳥越氏が断れない雰囲気を作りだすため、かねてより「プロ市民」の中に潜ませておいた草の者に司令を出した。

「リベラル市民の間に『テレ朝でキャスターをやってたあのひとが、野党統一候補として擁立される』という噂を広めろ」

石田さん、「あの人って、やっぱ俺のことだよね!?」


 <推理その3>
花山と一緒に、女性のための雑誌づくりに邁進するとと姉ちゃん。
彼女の中には、というよりこのお話の中には、もう星野は存在しないのか!?
いや、そんなことがある訳がない。

「感動的なシーンが最後の最後にあるので、ぜひ楽しみにしていてほしい」 by 唐沢寿明 

そうか!
出征して南洋のマリアナ諸島に派遣された星野。
戦地で匍匐前進する最中に、新種の草を発見。
以来隊列を離れ、日本の敗戦も知らずにグアム島のジャングルのなかで植物採集と研究に熱中。
そして月日は流れ、花山が『一銭五厘の旗』で文学賞を受賞した1972年、植物採集中に鹿の猟をしていた現地住民と遭遇。
星野生存の報せが常子のもとに届けられ・・・。

西田さん、今から書き直さないでね☆

 

むかごで出来たこんにゃくというのを近ごろ知り、タンパク質がほとんどなく、しらたきのような臭いもないのでパスタ代わりに大変重宝しそうです。
美容関係で人気のある商品の方が、病気療養用に作られた物よりも実際に助かるというのはこれ如何に。

「甲斐なき星が夜を明かす」ということわざは、今朝トイレの日めくりカレンダーで知りました。(笑) 
「甲斐なき星」というフレーズがとってもgoo〜♪
座右の銘にしようっと。

助かるといえばほぼ週1で通っている神崎町の道の駅「発酵の里こうざき」。
無農薬で化学肥料不使用の季節のお野菜が、驚くほどリーズナブルなお値段で買えるんです。
今だとトマトやナス、ししとう、ブルーベリーなどが並んでします♪
見た目は小さめ?と、スーパーなどで売ってるものと比べてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、成長促進剤で変に大きく膨らんでいないお野菜は、どれもとっても美味しいです。
本当に助かっています。
 

『とと姉ちゃん』。
先週回(確か)で花山が終戦の詔を聞いているシーンで、一人だけ変わった布地の国民服を着ていましたが、まさかデニム生地?
クロ高の北斗かっ!?
どうせなら、

「貴様っ、何だその格好は! 鬼畜米英に気触(かぶ)れた青鬼か!! 贅沢は敵だ! 欲しがりません勝つまでは!!」
「っていうか、それ、俺が考えたんだけど。」

くらいのネタを仕込んで欲しかったなぁ。
「進め一億火の玉だ」とかの標語を作ったキャラに、感情移入は難しそう。
まさか、こういう流れのときだけ「モデルの花森は大政翼賛会にはいたけど、メジャーな戦意高揚の標語を作ったのは別の人」っていう史実を持ち出す、なんてことはないですよね。

そんなわけで、今週に入ってからはなんだか録っておいたビデオを見る気も失せてしまい、 その代わりと言っては何ですが『純と愛』のロビーウェディングの週などを見直したりしていました。
こちらはやっぱり面白い♪
今ごろ、純と愛に携わった演出家さんが、真田丸にも参加されてることに気づいたり。(遅)

夏菜さんの情緒不安定な感じが画面から伝わって来てしまう前半の宮古島ロケを見ていてふと思ったのは、このドラマ、主演女優さんには岡崎友紀さんぽい感じが欲しかったのではないかな、ということ。
遠藤三貴さんだったらピッタリだったのでは・・・とつい妄想してしまう
最終回までのエピソードに、ピッタリはまるような気がしてなりません。

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