october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

2017年07月

アニメ『有頂天家族2』、昨日見終えました。

「波風を立てて面白くするのよ」

狸谷不動のお婆ちゃんダヌキの言葉で、ほのぼのと終わったテレビ版。
一昨年の森見さん原作本では、二代目に敗れ幻想時計台の一室で眠る弁天を訪ねる矢三郎の場面で終わっていたのですが、ラストに弁天を持ってくるところに森見さんのまだまだ治まりそうもない煩悩(?)を強く感じた

1巻目では、亡き父ダヌキが弁天の姿を見ると化けの皮が剥がれてしまうことが描かれましたが、2巻目では矢三郎が海星の姿を見ると化けの皮が剥がれてしまうことが明らかになりました。
男装の麗人母ダヌキが雷の音でそうなり、玉瀾が豆腐屋のラッパでそうなり、次男坊のカエル兄が母ダヌキを見るとそうなるとの記述も。
そして、どの狸も檻の中では狸のまま。
ということは、化けていられることと、自由であることは、関係があるのでしょうね。

森見さん、詭弁論部の本領全開で、最終巻を描き切って下さいませ。

久しぶりに夢を見ました。
sakamotoさん(と思われる人)を、学校のお茶会に招待するという夢。
おそらく舞台はが通っていた池◯小学校の放送室辺りで、数人の人たちとお茶会を開くために、朝からnobvkoの夫とケーキを買いに行ったりしてあたふたしているという謎な夢です。
夢を見ながら、前にもこの夢見たことある♪ だから本当のことなんだと嬉しそうな

そんな夢を見ていたせいか、いつもより遅く起きたは、もう仕事に出かける支度を済ませてしまったnobvkoの夫に、慌ててその夢のことを話しました。
すると、nobvkoの夫曰く

「shigetaさんにお会いした時のことを思い出したんじゃないの?」

そうかもしれません。
でもは、sakamotoさんに確かめたいことがあるからじゃないか、と思っているんです。
なぜなら、あの『カルテット』がが思っていた以上にクドカンだったから。(謎)
は今、クドカンドラマ(プラス映画&『いまなんつった?』)を夢中で見て(読んで)います。
クドカンはだ! と思っちゃうくらいハマっています。
と言っても、『木更津』『池袋』『僕の魔法使い』『我輩は主婦』『うぬぼれ刑事』『あまちゃん』『タイガー&バニー、じゃなかったドラゴン』など、ほとんどの作品は未見ですがなにか?
それから『ごめんね青春』は、嫌われてるんじゃなかったんだ、とわかってからもう一度見直してみたら、まぁ大丈夫でした。(何が?)

『未来講師めぐる』を見終わったところなんですが、クドカン、こういうのも描いてたんですね。
可愛くて面白かったです。
途中のエロビデオの回は、nobvkoの夫には見せませんでしたが。

それから『11人もいる!』。
ネットレンタルでまだ4巻目が借りられず、飛ばして5巻を先に見ちゃいました。
で、思い出したんですよね、にも似たようなことがあったなぁと。
仙台から転校してきたシュッとした(←この言葉を全国区にしたのクドカン?)卓郎君に恋された太めな五月ちゃんの、クラスには他にも可愛らしい女の子がたくさんいるのになんで私? というエピソード。
からかい半分ヤキモチ半分で、五月ちゃんの事を褒め始めるクラスメート女子の描写が実にリアルでした。
クドカンの観察眼は半端ねースッスね。(笑)


遊川さんの新ドラマも、オンタイムで観始めました。
これってアレですよね、逆説的というか、超リアルというか。
温室育ちの女の子が、荒っぽいけど夢を追っかけて独り生きている男の子に触発されて、一人前に働き始める物語〜に一見みえますけど、実際に大きく変わるのは男の子の方っていう。
女の子も、自分の本当の欲求に気づくわけですけど、それは出会った男の子と結ばれて家庭を築いていくという夢。
なんとなくそうなるのではなく、心の底からそうなりたいと思った末の結婚を描くのではないかなぁ。
やっぱり違う?

今年の始めに見た『恋妻家宮本』では、家で食事を作ることも描かれていましたが、それよりもファミレスでの食事を肯定するメッセージが強く感じられました。
でもそれは、人が親元から独立するためなら、最初のうちや時々はそうしてもいいんだよ、ということなんでしょう?(違?)
ドラマでは、つい理想的なスタイルだけが描かれがちですが、実際のところを描いてるものを見るのはなんだかゾワゾワして緊張します。
でも後からじわじわ来るものが実際にあるから、やっぱりいい。
皆様のドラマのお陰で、長男も心置きなく独立させることができました。
ありがたや。

で、ここで突然ですが、我が家がここ数年(?)温めてきたプロットの完成形のお披露目です。

『TEAM BORDER 110キロ』

体重約110kgという精鋭デカばかりをあつめた、警視庁最強チームの活躍を描くドラマ。


『TEAM BORDER 110キロ CRISIS』

警視庁の健康管理官室による検診で、チーム全員が10kgオーバーであることが発覚!

チーム壊滅の危機迫る!!


『TEAM BORDER 110キロ リバース』

決死の覚悟で臨んだ減量作戦が功を奏し、解散の危機を免れたチーム。
そんなチームに
静かに迫るリバウンドの影・・・。

『TEAM BORDER 110キロ 小さな巨人』

度重なる危機からチームを守るために骨身を削ったリーダーの体重が95kgに!
チームから外された彼の後任に送り込まれたのは、見た目は子供、重さは巨漢のジャスト110
kg!
敵は目方のふりをする。
新リーダーは敵か、味方か!?

『TEAM BORDER 110キロ ゆとりですがなにか』

幾多の困難を乗り越え、結束力の固まったチームに緊急出動要請!

しかし、警視庁のエレベーターは一斉点検中で、動いているのは一基のみ!!

はたして、チーム全員が一階に下りることはできるのか。

そんな危機を救ったのは、警視庁が誇る施設管理課だった!!

いままで、光の当てられることのなかった裏方の活躍が描かれる番外編。



クドカンさん、大河ドラマの中休みにでも使ってください。(無理)
あ、結局送ってしまったクドカンゴールド宛のハガキは、やっぱり未採用でしたが大丈夫っす。(笑)




この春卒園する次男坊が、謝恩会ではっぱ隊を踊ることに。
どんなものなのかわからず応募したので、回ってきたビデオを観て驚きました。(笑)
でも、今ではすっかり「はっぱ隊」の歌にはまったわが家。(遅★)
男の子十数名で踊るはっぱ隊、インパクトありそう~☆(←下着のパンツに緑のフェルトの葉っぱが縫い付けてある・・・)。

かく言うnobukoも、その謝恩会でパラパラを踊ることになりました。
総勢30名ちかくのお母さんたちと週に一回集まって、振り付けを覚え中~。
慎吾ママの学園天国、ミッキーマウスマーチ、そしておじゃ魔女どれみと、約10分間踊り続ける、お母さんたちにとってはかなりハードなメニュ-となっております☆
まさに「パラパラ踊ったら おもしれ~」(←from はっぱ隊)状態なんですが、いかんせん、踊りが覚えられな~い★
ビニール製のアニメキャラのコスチュームを着る予定だとかで、こちらも初体験~。
よ~し! こうなったら当日はアドリブでも何でもいいから、インパクト狙いで乗り切っちゃおう~♪  

(2002年1月23日の日記より一部編集して再掲)


年が明けてからの週始めの放課後(←幼稚園の)には、総勢14名のチビッコたちが幼稚園のホールに集まって「はっぱ隊」の練習をしています。そのかいあってか、始まった時にはとまどっていたチビッコたちも、今では皆楽しそうに踊っています。
振り付けが一安心となれば、次は衣装です☆
だいぶ前に、「こんなんでどうでしょう~?」と我が家が作ってみたサンプルは、葉っぱ型に切り抜いた緑のフェルトの葉脈部分を茶色の糸で縫い付けただけの、超お手軽な白パンツでした。
電話でそのアイディアを話した時には難色を示していた振り付け担当のお母さんも、打ち合わせの時に実物を見せて、これをズボンの上からはかせるというイメージを伝えると、前とはうってかわって「いいかも~♪」とすごく乗り気になりました。
それでは、と他のお母さん方にも見てもらうために持参した練習日に思いもよらない展開が・・・!
なんと、いきなり横から出てきたお母さんが、私の「葉っぱパンツ」を手にとるとそのままどこかへ持ち去り、以来パンツは行方知れずに。(笑)
そして、二週間ほどして、半ばパンツのことはあきらめかけていた練習日、なんと件(くだん)のお母さんの手により、あのパンツがみんなにお披露目されたのです。なるほど、そういえばこのお母さん、謝恩会を仕切って下さっているリーダーの一人で、おそらく「みんなに見せるのはまだ早いっ!」というご判断だったんでしょう。それにしても、ひとの家のパンツを持っていくんだったら、一言わけをいってくれればいいのにぃ。この間、次男坊は「おかあさん。僕のパンツ、どこいっちゃったの」って、まるで『人間の証明』みたいなセリフを何度洩らしたことか。(笑)

何はともあれ、私のプロデュースした「葉っぱパンツ」が認知される時が来たのであれば、まあこれまでのいきさつは水に流そうじゃないか、と内心思いながら成りゆきを見守っていると・・・。

「パンツじゃ恥ずかしいから、頭に葉っぱのついたはちまきをかぶればいいんじゃないの?」(←えっ? イメージできない~)

「そうそう! それで下はズボンとかじゃなくて、タイツをはくのはどう?」(←え~っ★ よっぽど恥ずかしいんじゃあ~)

「緑のフェルトは3色あるから、葉っぱをつけた子供達の並び方もちゃんと決めなくちゃね!」(←えっ? で、そのフェルトの葉っぱはパンツにつけるの? それともはちまき?)

 
「濃い緑の葉っぱは真ん中に来るのが良いわね。で、うちの子の葉っぱは濃い緑♪」(←えっ、お宅の子の立ち位置は端っこのハズ・・・?)

 
何がなんだかわけの分からない流れの末、我が家が作った葉っぱパンツは、めでたく採用と相成りました。やれやれ、と思っていたら

「ワタル君の立ち位置は右寄りだから、色が違うわね。」

 
・・・??? もともと私が作った葉っぱパンツを作りなおせということですかぁ?

「それから、葉っぱの茎は上じゃないとやっぱりおかしいわよネェ! 」

あのぉ、本家本元のはっぱ隊の通りに作ってきたんですけど・・・。

「はっぱ隊」って、白パンツに緑色のはっぱが付いてたら後は、チビッコたちが元気に踊れれば全てオッケ~♪ なものだとばかり思っていたワタシには、ある意味と~っても「お勉強」になった話し合いでした。(汗) 

気がつくと、小泉首相に同情している私がいる・・・。
2002年2月5日の日記より再掲。)

昨日は次男坊の卒園式と謝恩会でした。
ここ2週間はその仕上げ準備のため、毎日のように幼稚園へ通っていたnobukoは、実のところ前日になるまで重た~い気分に包まれていました。

男の子達のはっぱ隊はもうほとんど仕上がっていると思われるのに、相変わらずなのはお母さん方★

「二列の前後が交代するところが、今いち合ってないよね~。」

「もう一度本番の前に集まらないと、このままじゃ(女の子たちの)ミニモニに勝てないんじゃない~?」

ウ~ン、男の子達が畏縮ぎみなのは、前で観ているお母さん達の顔が笑ってないからなんじゃあ~?
それから、勝つとか負けるとか、一生懸命踊ってる子供達の前で言わないでほしいな~。
な~んて思うnobukoは、舞台の上でパンツ一丁姿で寒そうに立っている男の子達に聞こえるようにと、まん中のワタルに向かって「大きな声で歌っていこうね~♪」とはっぱをかけたのでした。

お母さんたちのパラパラも、始めは30数名いたはずの有志が、3月に入ってパラパラと抜けてしまわれて、最終的には22人くらいに・・・。
派手なキャラコスチュームを着なくちゃいけないからね~と、どこか納得してしまうnobukoだったのですが、ただでさえパワーに欠けがちなお母さん方の踊り、その上人数が減ってしまえば一体どうなるの~? (泣)

そんな中、いよいよ衣装決めの日に。
「皆さん、衣装を前に並べてみたので、どんなのがあるか見て下さい! 最初は見るだけですよ~! 見るだけ~!!」と呼び掛ける役員のお母さんの大声も耳に届かない様子で、それまではどちらかといえば腰の引けていたはずのお母さん達は、アッという間に思い思いのビニールコスチュームを選びとると、素早く着替え始めたのでした。 うっ! 皆さん意外と気がお若いのね~☆
どれみちゃんの衣装を真っ先に選んだイケテる美容師の若いお母さんが、当日のみんなの髪型はまかせなさいっ!と名乗り出て下さると、まるで高校生に戻ったかのような異様な盛り上がりは勢いをまし、なんか恐い~★
そういう雰囲気がちょっと苦手なnobukoは、一緒に入っていきにくい気がしながらも、ここまで来た以上は最後までやらなくちゃと、他のお母さんが選んでくれた衣装をいそいで着ていつものように踊ってはみたものの・・・ぬ、抜けたいよ~★

かくして舞台当日。
はっぱ隊の幕が開き、髪を七三にマットディップで塗り付けて、葉っぱパンツ一丁の男の子達が元気一杯踊り出すと、会場はもう爆笑の渦! よ、よかった~♪ 
その前に演じられた人形劇や、あとで演じられるミニモニ、お母さん方によるハンドベルは、どちらかといえばお淑やか(おしとやか)な演目だから、ここで笑いをとらないと! という当初の思惑どおりの運びとなりました。 ホ~ッ♪
トリをつとめるワタシ達のパラパラも、とんでもない格好で踊る姿を笑ってみて下さった先生方やお母さん方のお陰もあって、緊張しながらも楽しい雰囲気のうちに踊り切ることができました。

3ヶ月間いろいろあったけれど、終わってみれば、ウ~ン♪ やってよかった~♪

(2002年3月17日の日記より再掲。) 



『カルテット』blu-ray、昨日届きました。
世界は広い♪ということを、家の中でしみじみ実感する七夕になりそうです。

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