october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

カテゴリ: りすっす

『何曜日に生まれたの』の公文竜炎が物語の中で描いた自己像・アンディキム。
物語の中では妹のアガサを、現実世界では黒目すいを助けた公文竜炎=大国主は、最後に三島公平に戻ることができました。
苗字と同じ静岡県の三島市の北東には、金太郎で有名な柄山が広がります。

大国主の母親はクシナダ媛といい、名椎(アシナヅチ)と手名椎(テナヅチ)から生まれていますが、には中国の北方から紀元前に中央アジアの現トハリスタンの地へとやって来て長いこと占領していた大月氏の一派の、北インドに進出したクシャーナ朝がクシナダと、6世紀に中央アジアで活躍した突厥の人名に見られるアシナがアシナヅチと重なって見えます。
あまりに広域に渡るイメージとなりますが、古代史から創られた「神話」の世界は、小林惠子さんがご指摘されているように、そのようなものなのかもしれないと思う


さて、黒目すいのスイは、4世紀に中国東北地域で覇権を握ったという鮮卑族の慕容垂と同じ音です。
前燕の皇帝・慕容儁の弟である慕容垂。
慕容垂の何人目かの子に、日本のWikipediaでは一人だけ「〜〜王」と書かれていない皇子がいます。
その名は「」。
369年に前秦の苻堅の元へ亡命したと書かれている慕容垂ですが、もおそらく共に逃げたと思われます。(中国のWikipediaに「384年に苻堅に殺されなかったのはが宦官の養子だったため」とあるので、前秦にいたと推測。)
亡命時、はまだ9~10歳だったと思われますが、訳あって苻洪の養孫?となり苻洛に改名したと思う
苻洛の父親はどちらのwikipediaでも名前も分かりませんが、宦官だったということなのかもしれません。
苻洛のその頃の業績を見てみましょう。
376年(苻洛であるならば16〜7歳の頃)に、従兄弟であり第三代皇帝でもある苻堅に派遣され代国を滅ぼし華北統一を果たしていますが、その功績でか、和龍鎮守に任命されています。
*和龍は後燕の陪都・龍城(現遼寧省朝陽市)の宮殿名。

そして380年に龍城で大規模な反乱を起こしたという苻洛
中国のWikipediaには「鮮卑、烏桓、高句麗、百済、新羅、休忍(おそらく加羅、あるいは倭国)」に使者を派遣しようとして失敗、(現北京の南に位置する)中山で苻堅軍に敗れ、涼州西海郡へ流されて、385年にそこで殺されたと書かれてあります。
380年に倭国や百済6カ国に共闘要請の使者を送った苻洛は、やっぱりその頃亡命先・前秦にいて20~21歳になっていた(であろう)ではないかと思う
前燕の首都・龍城(のちには後燕や北燕の首都ともなる)の地で反乱を起こしたというのですから。

さて、のその後に戻ると、亡命から15年後の384年に前秦から脱出した父・慕容垂は後燕を建国。
その年、は中国のWikipediaによれば従兄弟の慕容の元に身を寄せた後、再びそこから逃げて387年に後燕の垂に合流したとあります。
父である垂から陽平王(山東半島の根元一帯)に任命された(おそらく27~28歳)は、389年(29~30歳)には「襄国の鎮守」を命じられています。
襄国は中国の襄国ではなく、現遼寧省にあった燕の襄平城と「襄」の字が同じ。
なので、その一帯で北魏や高句麗、契丹からの防衛を垂から任されたのではないかと推察する
その過程でおそらくは倭国と共闘し始めたと考えられます。
*襄平城は、龍城の東、遼東半島の奥地に位置し、333年の前燕の初代皇帝・慕容の時代に遼東国の王都になっています。

中国Wikipediaにはは393年に死亡とあります。
ですが、もしかするとはその後も生きていて、かつての帯方郡を通って百済に入り、加羅から迎えに来ていた(後の)神功皇后と共に日本列島に渡って、宇佐神宮で応神天皇になったのでは・・・という想像が膨らむのです。

なぜ神功皇后がを迎えたかというと、おそらく柔は日本書紀で景行天皇(諡は大彦忍代別)からの求婚を拒むために「竹林に隠れた」と記されている弟媛という女性と慕容垂との間に生まれた児ではないかと思う
*この場合の「竹林」は、『晋書校文8〜9巻』の『孝武帝紀』に苻堅の「苻」の字は元々竹冠だったと書かれていることから、慕容垂と共に前秦へ逃れた(隠れた)ことを意味していると思われます。

弟媛の大陸で付けられた二つの名のうち、一つ目の「可渾」は「に勢いよく交わった」という意味なので、(いわゆるタラシ系)である慕容氏に嫁入りした、ということではないか。
二つ目の「長安君」は、長安が慕容垂が妻子を連れて亡命した先である前秦の首都であり、15年後に脱出した垂や柔とは別れて、弟媛だけその地に留まったのではないかと思います。
*「渾」の字は、慕容垂の祖父である慕容の異母兄・慕容吐谷渾チベット系民族である羌族を従えて開いた吐谷渾の地と同じ字です。ちなみに前秦の苻堅は弟の苻融から「鮮卑族と羌族を大切にし、同族である氐族を蔑ろにしている」と苦言を呈されています。

八坂入彦の娘と記される弟媛は、姉である八坂入媛が景行天皇つまりは前燕の皇帝・慕容儁に嫁いで景昭皇后と呼ばれた(とが推測する💦)ように、実は慕容垂に嫁いでを産み、最後は長安君と歴史に記されたのではないでしょうか。(ただし、中国Wikipediaでは長安君は慕容垂に「捨てられた」と書かれてあります💧)

が死亡したとされる393年から約10年後の404年(45歳?)に、倭国軍が帯方界まで「侵入」し、高句麗・広開土王の親衛軍によって「壊滅」されています。
元帯方郡地域に潜伏、あるいはその地で母・弟媛の故郷である倭国の軍と合流したは、その後百済あるいは加羅に入ったことが推測されます。

田道間守が、垂仁天皇のために橘の実を求めて常世の国に派遣され10年後に戻ってくるあの有名なお話のように、タジマモリの先祖と母系先祖で繋がっていると言われる神功皇后が、百済あるいは加羅(常世の国)で(橘の字にの字が入っている)を迎えたのかもしれません。



の字は、隋唐時代の古音で ”ńźjə̆u"(ンジェウ)。
柔らかで繊細な「うさぎ」だった黒目すいは、🌈レインボーパワ〜♪と友に謳える程強くなりました。
宇佐神宮に来た時は老人だったのに、いつの間にか3歳の子供になっていたと伝わる応神天皇。
には、年取った垂と、その子であるの、二重写しの像、表現だったのではないかと思えるのです。
そして『何曜日に生まれたの』の黒目すいが、燕と倭国を繋ぐ「ンジェウ」、虹(nizi)となったと重なる気がしています。

今さっき『エルピス』の最終回を観ました。
これで今期観てきたドラマは全て終了。

急に有坂美香さんの『棘』が聴きたくなって、久しぶりにCDを起動させました。
『リヴァイアス』のために買ったやつです。
最近はずっとiPadやスマホでYoutube、だったのでそれはそれは本当に久しぶりに。

そして、しばらく聴いた後で音量がコントロールできなくなっていることに気づき、CDを取り出してコンセントを抜きました。
深い音を聴かせてくれるデッキだったので、MDがダメになってもそのまま台所の定位置においておいたのですが、とうとう買い替えの時期がきた様です。

9月下旬のサイトメガロに続き、12月の頭には新型コロナに罹患。
幸い今回はそれほどひどい状態にもならず、現在はまた平常運転で生活できてます。
感染が続いてなんか変だなぁと思ったら、気づかなかったけれど今年から大殺界に突入していたようで、的には誕生月前後からそうなっていたのかなという感じです。

アーサーとマーリンの白い水仙は、今年の11月には咲きませんでした。
ただ例年のように真っ直ぐ茎と葉が伸びています。
来年の春には咲くのかな。
それともまたしばらくは葉っぱだけなのかな。

みなさま良いお年をお迎えください。
来年こそ、映画館へ行けますよぅにぃ〜!!



『ちむどんどん』への反応を嫌でも目にして、思い出されるのはモンゴメリ。(また出た)
彼女の『赤毛のアン』も、本国カナダのうるさ型からは「物語の時系列に問題がある」などと言われていましたっけ。(遠い目)
例えば、アンが降り立ったブライト・リバー駅。
時系列からそれが1877年であることがわかりますが、その当時、その辺りには鉄道はまだ来ていなかったようです。
プリンス・エドワード島に最初に鉄道がひかれたのは1871年だそうですが、それは島の南部にある港同志を結んだものであり、それも財政難から途中で頓挫。
1873年にカナダ政府に引き継がれたそうですが、鉄道網が出来上がったのは1880年台の半ばとのこと。
ですから、アンが降り立つことは確かに「不可能」だったわけですが、だからと言って『赤毛のアン』はおかしい!なんていうのはナンセンスでしょう?
まだなかった鉄道があったことで、マシュウとの出会いが印象的なものになったのですから。
実際、2007年ごろには評論家や研究者が指摘する「物語の問題点」について触れていたカナダの芸術研究公式サイトも、現在ではその姿をガラリと変えて、その手の記述は見当たらなくなりました。

世間様で問題とされた智(さとる)の紅芋の描き方も、これと同じことだろうと勝手に思っています。
それから、家出した養豚場の娘さんが住み着いた東京の町で、何故「皮付き豚肉」を買うことができたのかについては、自分なりに考察。
全ては「偶然」というより「繋がっていた」からではないでしょうか。
賢秀に教わったラフテーをこれからも作りたいと思っていた清恵は、実家の豚が食肉加工場を経て皮付きで卸されている都内の精肉店を知っていて、そのそばのスナックに住み着いたのではないかな。
偶然だったのは、暢子のお店がその近くにあった、それ一点のみ。
ドラマで描かれていた通り、賢秀から暢子のお店の名前を聞いていた清恵は、その珍しいお店を見つけて思わず中に入ってしまったわけで。
暢子の「東京では皮付きの豚肉が手に入らない」との思い込みはちょっと強めだったようですが、沖縄愛ゆえのご愛嬌だと思います。
灯台下暗しエピソードの、何がそんなに気に食わないのかなぁ。

フォンターナのオーナーの妹さんが流産したのは、オーナーが戦前から営んでいた屋台を手伝っていた時であり、その後空襲で亡くなっていて、巷でかしましく言われている「生き別れ」ではなく「死に別れ」。
だから、時系列的問題は何もないです。

歌子のことを暢子の「お古」と言った人は、恐らく暢子や歌子とそれほど顔馴染みではない人。
日頃の憂さを晴らすためにそういう嫌味を口走る酔っ払いなんて、普通にいるでしょう。
酔っ払ってるわけでも無いのに、ちむどんどん批判で明け暮れてる人達になんか言われたく無いなぁ。


「偶然の力で問題がすぐ解決」するからけしからんと言う人たちは、これまでの人生で、人(亡くなった方含む)の思いが全体の流れを作り出していくと言うことに全く無自覚なんだろうなと思う
偶然なんかじゃないんですよぉ。

ウ〜ン、制作側は意図していないのにこれだけ底意地の悪い反応を引き出した(炙り出した?)羽原さんの『ちむどんどん』は、従来の朝ドラ視聴者(特に関西あたりのコントロール欲求強めのうるさ方???)にとっては次元の違う凄まじいインパクトを放つドラマだったのかも。

感性の違いですから、物語を楽しみ、読み解くことができないのはしょうがありません。
でも、日常でもそのようにして、多くの誤解やすれ違いが生み出され続けてしまうんです。
他より強い立場になりたい人たちが、感性の異なる人たちに対して軽んじた言葉を吐き続ける。
日本は他国と比べてお互いを察し思いやる文化があり、それを維持するための「常識」だの「慣習」だの、挙げ句の果てには「感性」を弁(わきま)えるべきだと偉そうに宣(のたま)う人々が空気を作る。
そんな多数派を形作る我々に合わせろという、デリカシーのかけらも無い言葉を垂れ流し続けて平気な人たちが、「登場人物たちが非常識」って、どの口が言う?

・・・というの戯言はこのくらいにして。


大切なのは物語で何が描かれているのかということ。

モンゴメリが生まれた1874年ごろは、まだまだ女性が思うままに生きるなんて許されなかった時代でしたが、それでもアンはあのように生きた女の子として描いたのです。

羽原さんは『ちむどんどん』で、自分の思い描いた未来をあきらめない三姉妹を描きました。
ガチガチメンタルな方々からの、暢子は図々しい!許せない!というバッシングは、そんなこと高見から言う方がズウズウしいと思う

『ちむどんどん』の全期間視聴率推移のグラフを見れば、近年の朝ドラ作品と比べても初回から後半の現在に至るまでかなり安定していることがわかります。
暢子たちの物語世界を楽しんだ方々はを含め一定数存在したということでしょう。
それは、日本でアンやブロンテの世界を愛している少数派の存在に重なると思っています。

術後の日々の辛さを忘れさせてくれるお話世界を本当にありがとうございました。

追記:上の文章はだいぶ前に書いたものです。
10月8日で術後8ヶ月が経過しましたが、先月の台風前後から体調を崩し、サイトメガロウィルスにかかってしまいました。
微熱が続き難儀しましたが、幸い入院はせずに済み、「毒薬」服用を再開して対応中です。
この夏も、謎解き、公取、浪人弁護士、フライト物などいろいろなドラマを楽しみました。
ありがとうございます。


が偶然映り込んでいたとある映像。
そこは、回転して降りて来る駐車場の出口通路の途中なのですが、その映像の撮影された場所へnobvkoの夫と出かけたところ、einさんが数名の女性たちと一緒に、その建物の売店でお弁当を大量に買っては別の場所にある冷蔵庫へ運んでいるところに遭遇しました。

は何度かその場所へ行ったことがあると夢の中では普通に思っていて、手術前にnobvkoの夫とまた訪れていたらしいのです。
einさんに声を掛けたら、を見て驚くでもなくここに居る理由を尋ねられたので、「もうすぐ手術があるので」となぜか応えた

そこで目が覚めたので、ぼーっと時計をみたら朝の6時15分でした。

これは、昨年の秋頃みた夢です。
あまりに鮮明な夢だったので、ベッドの横にあった紙切れに思わずメモ書きしたものです。

今日で手術から無事2ヶ月が経過。
来週からは通院も2週に1回になりそうです。
毎日せっせと散歩してます。

今年の始まりには予想もしていなかった出来事が続いた2021年。

春ドラマが始まった時、なぜ大豆田とわ子は設計士?と思っていたのですが、最近になってジョージ・エリオットの『ミドルマーチ』で、主人公ドロシアが領地内の農家の設計図を描いている、という描写を読んで、なんとなく納得。
『アンという名の少女』のシーズン2のタイトル全てが『ミドルマーチ』から取られている、ということで、やっぱり読んでみようと読み始めたら、ヒロインの想い人の名が”ウィル”だったり、”プリチャード”という名の執事(?)がいたり、モンゴメリにとって重要な名前が出てくることにビックリ。
アンとギルバートの家庭像は、もしかしてここから?と思えるようなとある家族の集いが描かれていたりと、アン・シリーズにかなりの影響力を持っていた『ミドルマーチ』であることがわかりました。
だから、アン・シャーリーの誕生日もミドルマーチ(3月半ば)!?

”ミドルマーチ”というネーミングには、まだどなたも指摘していないシャーロット・ブロンテとの深い繋がりがあるとミタ。(またか)
手術が終わって、また元気が戻ったら、そのことをまとめてみたいと思います。

話変わり、とうとう消えてしまったリヴァイアスの公式掲示板!
これまでずっと残ってたというのも、考えてみれば実に有難いことではあったのですが、こうして無くなってみると、もう2度と読み返すことができないのだと寂しいです。

今年の秋頃、円城塔さんの『シャッフル航法』という文庫に『リスを実装する』というタイトルのお話が入っていると知り、読んでみたくなった
手元に届いた文庫を、いつものようにゆっくりと読み進んでいくうちに、リヴァイアスの公式掲示板にミネバ様という方が参加されてたなと思い出し、久しぶりに飛んでみたらBBS自体がなくなっていました。

失われたアーカイブは、もう復活しないのでしょう。
残念です。
今まで閲覧できたこと、本当にありがとうございました。

またまた話飛んで、『ドクターX』の最終話。
西田院長夫人の華子さんの誕生日が「4月21日」と離婚届にあったのをみて、「シャーロット・ブロンテと同じだ♪」と勝手に嬉しくなったです。
八千代の病院に移って早2年。
ロケで出てくる大学病院のロビーやわたり廊下の風景は、いつ観ても懐かしい!



もうすぐ始まる朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の最初の主人公の名前は安子。
それを上白石萌音さんが演じるのですから、これはもう赤毛のアンってことですね。

アンといえば、先週上映が始まった『ルパンの娘』。
もうすぐ入院する身の上では、どんなに観に行きたくてもジッと我慢するしかありません。
あ〜、昨年『弥生、三月』を観に行ってから、ずっと映画館から遠ざかってしまってるなぁ。
坂元さんの映画も、沖田さんの映画も、劇場版『ルパンの娘』も映画館で観たかったぁ。
『君の名は。』みたいにリバイバル上映して下さい〜。

アンといえば、この夏のドラマ『TOKYO MER』には、アンがいっぱいでした。
『MER』の主人公の妹を演じた佐藤栞さんは、何を隠そうが『赤毛のアン ヨセフの真実』のタイトル画を描くときにモデルにしたお方。
『MER』の主人公の元妻役の仲里依沙さんが、朝ドラ『エール』の喫茶店マスターの夫との馴れ初め話の回で演じたお嬢さんは、まさに赤毛のアンそのものといった風情の女学生でした。
ERカーに乗り組むふたりの医師、喜多見と音羽は、『花子とアン』の「村岡印刷さん」と花子の「兄ぃ」。
そのERカーは、『仮面ライダーアギト』のGトレーラーとクリソツで、アンノウンと戦うG3が飛び出してくるかと思ったら、氷川警部補を演じた要潤も消防レスキュー隊長でご登場♪

現在放映中のNetflixの『アンという名の少女』シーズン2も、現代的な解釈だとこうなるのかなと興味津々で観ていますが、的には、朝ドラ『花子とアン』の再放送で感じた喜びの方がずっと大きかったです。

血液型が同じとはいえ、子供を二人出産したとnobvkoの夫の移植相性は、残念ながらあまり良好ではありませんでしたが、他に方法がないのでこのまま突き進みます。
2021年中の手術となるか、来年初めとなるのかまだわかりませんが、『カムカム』やその他のドラマを楽しみに切り抜けようと思います。

ちくわぶ、じゃなかった「チュブクワ」の著作権使用料明細書が今年も届きました。
毎年ほんのほんの少しだけ聴いていただいていることがわかる、嬉しい知らせです。
どこのどなた様かは存じませんが、本当にありがとうございます。
多分、というか確実にHaseさんファンの方だと思います。

自身は、なぜか毎年誕生日近くになると「チュブクワ」を無性に聴きたくなって、台所でエンドレスでCDをかけたりしています。
そんなの最近のyoutubeリストはこんな感じになっております。

*King Gnuの「三文小説」
*Daoko×米津玄師の「打上花火」
*嵐「Beautiful Days」
*米津玄師の「アンビリーバーズ」「ピースサイン」「カムパネルラ」「春雷」「海の幽霊」「フローライト」「メトロノーム」「サンタマリア」「馬と鹿」「パプリカ」「orion」
*カバーで「飛燕」「Nighthawks」
*official髭男dismの「Pretender」「ノーダウト」「Laughter」
*三浦透子の「グランドエスケープ」「祝祭」
*マカロニえんぴつの「Supernova」
*サカナクションの「モス」
*涼宮ハルヒ「God knows…」
*有坂美香の「dis-」英語ヴァージョン
*ベイビーレイズの「暦の上ではディッセンバー」
*下川みくにの「TRUE」
*みんなで星影のエール
*「しし座流星群」(『流星の絆』)
*「さくららら」(『少年メリケンサック』)
*「自信」(『少年メリケンサック』)
*宮城第一高等学校校歌
*Naomi Scottの「Speechless」
*名前のない青の「神様、僕は気づいてしまった」
*石崎ひゅーいの「さよならエレジー」
*大貫妙子の「彼と彼女のソネット」
*7!!の「オレンジ」
*RADWIMPSの「なんでもないや」「夢灯篭」「大丈夫」

米津さんの「フローライト」を聴くと『東京ラブストーリー』が、「メトロノーム」を聴くと『問題のあるレストラン』が、そして水橋さんの『リモラブ』第5話の台詞回しからは『カルテット』が想起されてしまうです。

2020年11月28日追記:先ほど、「チュブクワ」がyoutubeにupされているのを発見!
登録してくださった方、どうもありがとうございます。

ジャヴェールは、日本語の音で「邪」「蛇」って印象があるので、普通に読んだら誰でも嫌な人だと思うのかも。(笑)
で、的に不思議なのは、ジャヴェールのような末路は嫌だけれど、一方のジャン・ヴァルジャンのそれもやっぱり嫌だなぁと思うこと。
愛するコゼットに看取られたのだからメデタシメデタシ、とは誰も思わないでしょう。
というか、どちらの最後もG(ゼー)さん同様、なかなか普通ではそんな風にはなれないってこと。

『レ・ミゼラブル』は、哀れな人々と言う意味だそうですが、このお話に出てくるどの登場人物も、あらゆる悲惨さの中で天晴れに振る舞う人々ばかりで、そう言う作劇的な面白さに満ちているなぁと思った
テナルディエも彼なりの人格を極めていて、むしろ清々しいと言ったら言い過ぎかもしれませんが、嫌な道化役のままで最後まで良い人にはならずに終わったところが面白かったです。

かと言って、エポニーヌなどに顕著なのですが、原作ではそれほど健気な女性には描かれていないことも意外な発見でした。
リアルといえばリアルな描写。
それでも彼女のような最後を迎える勇気は、やっぱり持てないだろう
ああ無情、と言うよりも、あらゆる感情が呼び覚まされる、驚きに満ちたお話だったと思います。

もしかしてもしかするとユーゴーは、登場人物たちのことではなく、読者、つまりこの世に生きとし生ける全ての(もしかすると自分自身も含めて?)「中途半端な」人間達に対して「哀れなるかな」と同情していたりして?

いえそうではなくて、神様を蔑ろにしない教育が普及することで、ずっとマシな世の中が来るはずだと希望を抱いていたのかもしれません。

読了しました『レ・ミゼラブル』。
12年の映画を観て感動し、ネットの青空文庫で原作を読もうと試みたものの、少しずつしか読めないタチでそれだと毎回、どこまで読んだか辿るのが難しくなりやむなく中断。
『カルテット』を観て気になり、17年の春から今度は図書館で借りてきてもらった文庫本を読み始めたものの、これまた線を引いたり付箋をつけたりしたくなり、借りてきた本ではなく買っちゃえとネットで古本をセット購入。
そして本日、ようやく全巻読み終わりました。
至福のときでした。
200年も前のお話なのに、昨日のことのように手に取るようにわかる描写力。
映画では描いていなかった部分に、とてもとても惹かれました。
ラストの方の、ジャン
バルジャンと鏡の表現は圧巻!震えがきました。

こういうお話は、これからも何百年も残るんでしょうね。
お話を書く人達って、こういう作品を高校生の頃に読んでるんだろうなぁ。
このようなものすごい大作を、生きてる間に読むことができて感無量なです。
教えてくれてありがとぅショコラ♫

森岡浩之さんの『星界の戦旗III』を、正月二日に読み終えました。
ラフィールのもらった猫が白黒だったことに感銘。
そして録画した『秒速5センチメートル』を観て、翌日の朝も『言の葉の庭』と『空のむこう、約束の場所』を観ました。

『あまちゃん』に出てくる駅と、『空のむこう、約束の場所』の廃駅とが重なり、そのせいか『あまちゃん』で一番好きだったキャラの安部ちゃんの名前が「さゆり」なのと、『空のむこう、約束の場所』のヒロインの名前が重なったことにまたまた感銘を受けました。
ヴェラシーラのネーミングも。
次男坊は、結局二人が別れてしまうエンドを心配していました。
が、その晩の『君の名は。』をオンタイムでもう一度観て、なにやら納得した模様。(笑)

・・・『カルテット』のヴァイオリンとか、クードゥリンさんの娘さんが習っているというヴァイオリンとか、もしかして佐由理つながりなのかなぁ。

2018年1月24日追記:
ヴァイオリンはやっぱり『逆襲のシャア』からですよね♪

2019年2月5日追記:
「サユリ」のネーミングは、もしかして久保田早紀さんの本名から???

このページのトップヘ