october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

カテゴリ: 知見?治験!

腎機能が40パーセント以下になったのをきっかけに始めた食事改善からもうすぐ2年。
その時のクレアチニン値は1.26で、現在は1.17。(4月現在)
途中、血尿が出たり膀胱炎になったりして1.59まで悪化し、そのあたりをうろうろしていた時期もありました。
でも現在の数値に安定してきて、元気もまた以前のように湧いてくるようになり一安心。
それもこれも、まずは和漢のお陰!!!
和漢をスタートさせてから2ヶ月後の検査でクレアチニン値は1.17に改善していたので、その後の膀胱炎にさえなっていなければ、状態はもっと良かったかもしれません。
それに合わせて、病院での食事指導を参考にした(あくまで参考ですが)食事改善があげられます。

最初はお腹が空いて苦痛だったし、力は湧いてこないし、頭はクラクラしてくるし、食いしん坊なはどうなることやらと思っていました。
でもどうしても透析に突き進みたくない。
遺伝的な難病なので、いつかはやっぱり透析になるにしても、そうなる時期を少しでも遅らせたい。
その一念で、あれこれ試して落ち着いてきた今の食事を簡単にご紹介します。

基本は、ご飯。
は、ぷるんぷあんというブランドの「粒こんきらり」(むかごこんにゃく)を65グラム混ぜて炊いた雑穀米(白米3合➕きび、黒米、あわ、ひえなどを30グラム)を、朝晩160グラムずつ食べています。
少しでもたんぱく質を少なくしようと思って、むかごのこんにゃくを混ぜています。

それプラス、朝は野菜のおかずと納豆25〜30グラムと卵半分。のりやふりかけも。
昼は、ご飯の代わりにライスヌードル(タピオカが入ってるから米粉だけのものよりタンパク質が少なめです)と春雨(緑豆やさつまいもの)半々を戻して(20分ほどぬるま湯につけてから2分くらい茹でる)、野菜と一緒にチャプチェとか、アラビアータなどのパスタ系ソースで味付けして、カニかま、ひき肉もどき大豆または納豆などをトッピングして食べています。
たまに、発芽玄米でつくられたマカロニなどの「パスタ」も。
夜は朝と同じご飯を160グラムに、家族のメニューからお肉を抜いたものに豆腐なら90グラムを水切りしたものをフライパンで焼いたり、魚や貝ならたんぱく質表とにらめっこして取ってよい量を確認して食べています。
目安は、切り身なら半分弱、さしみなら3切れほど。
貝はたんぱく質が少ないものが結構あるので、それなりのボリュームを味わえます。
週一で玄米からつくられた皮で包んだ餃子を鶏のひき肉で、いろいろなレシピで楽しんでいます。

おやつは10時と3時くらいに、蒸したサツマイモ(何よりこれがメイン!)、ダークチョコ、薄焼きせんべいやリンゴ、アサイージュース、ヨーグルト、バナナ(冷凍にしたものも食べますが、体を冷やすので少なめに)、アーモンド、葛湯、くず餅、わらび餅、草餅などのあんこものから少し。
飲み物はほうじ茶、カルピスを炭酸水で割ったもの、コーヒーよりもココアや紅茶で。2017年7月23日追記:現在は、紅茶よりもルイボスティになりました。毛細血管を再生してくれるそうです。なによりこの飲み物を飲み始めてからは、腎臓があまり痛まなくなったことがうれしい。

今では不思議なくらいお腹(というより腸?)がこうしたメニューを欲しがり、2年前まではあれほど好きで食べていた肉類(牛や豚)や小麦粉ものをほとんど欲しがらなくなりました。
体重も2年前と比べて7〜9キロ減り、体も軽やかに。
それから食前の和漢とともに、毎日食後に飲み続けているのが鉄飲料のフローラディクス。
お肉を取らないので、鉄飲料はマストです。
それと、サジー。
サジーは膀胱炎になってから飲んでいますが、不思議と尿酸値が安定します。
一度止めたら基準値よりも高くなったので、また多めに飲み始めたら下がりました。
朝昼晩の食事後に17.5mlずつ飲んでいます。(←この量は、サジーの通常の摂取量1日30mlよりも多めですが、同じく膀胱炎に良いと言われるクランベリーの必要摂取量からが割り出しました。)
そしてこの1月からまた降圧剤を夜、服用し始めました。
暑い時期になって、血圧が低めに安定する期間はストップできればと思っています。

野菜や柿酢は今までどおり、近くの道の駅などで購入していますが、最近足を向けることが多くなったのがコストコ。
昨年のGWに加入していたのに、なぜかほとんど行っていなかった我が家。
それが今年の元日頃から頻繁に出かけるようになり、今では毎週のように通うことに。
最初は添加物の少ないものを探していたんです。
で、見つけたパスタソースやカレーペースト。量も多いし値段もちょい高めだし、でも気になったので食べてみたら美味しくて、ためらっていた量も一週間で消費するならちょうど良い。
それに舞茸と玉ねぎの美味しいこと!
有機納豆やヨーグルトもお得に手に入るし、フルッタのアサイーも特大サイズ、冷凍かきも便利で美味しい。
口さみしい時にちょうど良いHARIBOや、ひとくちサイズのチョコレートなどのおやつも今では欠かせないものばかり。
ロシア産の甘ジャケの切り身も、大ボトルに入ったキムチも、体が欲しがるので塩分を考慮して少しずつとるようになりました。
こうしたコストコものを食べ始めたら、良い感じで食欲が湧いてきて、なんだか体調も良くなってにはとても向いてるよう。
どうして今まで利用しなかったんでせう???

コストコで有名な大容量のお肉は鶏モモしか買いませんし、これまた大ボリュームで売られているパン類もケーキ類も小麦粉だからノータッチ。
それでも通うには十分な魅力があります。
なんとなく場内の空気も懐かしい感じがするんですよね。
週末の店内はいつもとっても混雑していますが、それは仕方ないのかも。
お腹が空いたらフードコートで、お豆やドレッシング漬けの人参が底に入っている食べ応えアリなサラダを食べてから帰ります。





 

貧血は相変わらずながら、比較的体調が良かったこの夏の始め
ついウッカリ、自ら墓穴を掘るような事態を招いてしまいました。

気分が良かったので、久しぶりにヘナで髪染めをしようとした
その日はかなり暑かったため、ヘナを浸透させるための1時間、湯船に汲み置きにしていた水を、ほんの少しだけぬるめに沸かして浸かって待つことにしたんです。
その結果
・・・人生初の膀胱炎という感染症になってしまいました。
毎日のシャワーの時、最初に出てくる冷たい水を少しずつ溜めていたのを、中途半端な温度に沸かしたうえ、ご丁寧に1時間も浸かっていたんですから。
未使用の汲み置きとはいえ、やっぱりダメだったんです、新しい水を汲まないと。
自分でも何でこんなことしちゃったんだろう??? と悔やみました。

なにしろ膀胱炎はキツい。
テレビCMで流れている市販薬を買ってきて、4日ほど試したものの、あまり良くならない。
思い余ってお世話になっている大学病院の和漢の先生に電話してみたら、ちょうど夏休みで一週間ほどいらっしゃらないとのこと。
代わって応えてくださった先生が、「それ、ぼーこーえんの薬じゃないですよ」と教えてくれました。
定期的に検査を受けている地元の病院も、担当の先生は月曜日と金曜日の2回しかいないし、予約無しでも診てもらえるのは月曜日のみ。
で、月末の診察日まではなんとかなるかなと、改めて「本当の」膀胱炎市販薬を2箱ほど買い求めるも症状は改善せず。
予約した金曜日の診察を待ち切れず、月曜日に受診すると、なんとこちらの先生も遅いお盆休み中。
年配の看護師の女性に「今日は込んでるので、出来れば他の病院で抗生剤をもらってください」と言われてしまった
結局、金曜日まで「本当の」市販薬を買い足してなんとかしのいでいたら、クレアチニン値が史上最悪の数値になってしまっていました。

かなり落ち込み、もっと早く抗生剤を貰えばこんなことにはならなかったのに・・・と悔やみつつ、処方された一週間分の抗生剤を飲み続けてみても全快にはほど遠く、泣く泣く和漢の先生のところへ。

さっそく体調に合わせて新しく処方された漢方薬を飲み続け、2週間後の診察でクレアチニン値は6月の好結果とほぼ同じくらいまで戻ることが出来ました
和漢が無かったら、は今ごろどうなっていただろうと思うと本当にゾッとします。

食事の方は、昨年の夏の食事改善以来、豚肉以外の肉を控えめに、卵や大豆製品中心でとっていますが、秋鮭やさんまなどの魚や海老はまた食べるようになりました。
あれ程好きだったコーヒーを飲みたいとは思わなくなり、もっぱら野菜と雑穀米中心の食生活です。

2月のあたまから断っているパンを久しぶりに食べたら、その夜から2〜3日血尿が少しばかり出たので、やっぱり小麦は控えた方がいいのかなぁ。
あるいはこの血尿、昨年処方されて飲んでいなかった鉄剤のせいかも。
あまりの貧血にそのまえの週から飲み始めていたので。
でも鉄剤を止めてみたら、血尿もピタリと止まったんです。

貧血については、和漢の先生に「漢方薬では鉄分は補えないから、鉄のフライパンで調理するなど工夫してください」とアドバイスされていたのを思い出し実行することに。
それからnobvkoの夫が見つけてくれた「フローラディクス」という鉄飲料も取り寄せて飲み始めたんですが、ビタミンB群も摂れるためか、改善の兆しが検査数値だけでなく実感としてあります。
毎日1合ずつ白米に混ぜていた発芽玄米も、貧血を改善するためにしばらく止めてみることに。

「純炭」は、この夏はこんな調子だったのであまり飲みませんでした。
「純炭」はお金が掛かるので、できれば飲まずに済ませたいのが本音です。

この夏の血圧は上が110台、下が70台と的には驚くほど低かったです。
朝イチや寝る前だけでなく、昼間もいつ測ってもそのくらいの数値でした。
これは膀胱炎で体力がなくなっていたことも影響してるのかなぁ。

そんな感じで、いまはだいぶ体力も戻ってきて、ホッとしているところです。



 

むかごで出来たこんにゃくというのを近ごろ知り、タンパク質がほとんどなく、しらたきのような臭いもないのでパスタ代わりに大変重宝しそうです。
美容関係で人気のある商品の方が、病気療養用に作られた物よりも実際に助かるというのはこれ如何に。

「甲斐なき星が夜を明かす」ということわざは、今朝トイレの日めくりカレンダーで知りました。(笑) 
「甲斐なき星」というフレーズがとってもgoo〜♪
座右の銘にしようっと。

助かるといえばほぼ週1で通っている神崎町の道の駅「発酵の里こうざき」。
無農薬で化学肥料不使用の季節のお野菜が、驚くほどリーズナブルなお値段で買えるんです。
今だとトマトやナス、ししとう、ブルーベリーなどが並んでします♪
見た目は小さめ?と、スーパーなどで売ってるものと比べてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、成長促進剤で変に大きく膨らんでいないお野菜は、どれもとっても美味しいです。
本当に助かっています。
 

1. 2015年11月〜2016年3月の食生活の特徴

【2015年11月〜2016年1月末】
①暢子の夫の誕生日に母が贈ってくれた、逗子は珠屋のケーキ。
②群馬から訪ねてくれた弟と食べた、西宮はツマガリのケーキ。
③お正月に成田空港で食べたベーグル&ベーグルのベジタリアンメニューで弾みがついて、自分で作ったのをほぼ毎日のように食べたバター付きの米粉入りベーグル。

1月24日、初めての真っ黒な血尿。
2日前の検査ではクレアチニン値は前回より
0.09ほど悪化。
ただし一週間後に再度行なった検査では、クレアチニン値は0.06ほど回復。

【2016年1月末〜3月末】
①市販の100%濃縮還元ジュース(オレンジやぶどう)にココナッツミルクを入れたものを朝食代わりにして、食事は昼と夜の2食生活に。
②手作り葛餅を毎日のおやつに。(しっかりエネルギー補給するため)
③バターの入っていない飴をいろいろ常備。(これもエネルギー補給のため)
③1時間弱の散歩を毎日。
④週末の夕食の鍋物には季節の野菜と共にくずきりを入れて、エネルギーアップ。(ただし市販の塩分控えめな鍋つゆを使用)
⑤バターと小麦粉は全く摂らない。

3月末の検査では、クレアチニン値は前回より0.09ほど上昇。血尿が出る前の数値よりもさらに悪化。

2. ここから考えられる事

【クレアチニン値の悪化について】
①タンパク質の摂り方は?
基本タンパク質は豆や大豆食品から量を計算して摂っているため、過剰にはなっていないはず。
それでもなお、夕食はタンパク質を軽めにしてみる。

②エネルギー不足になっていた?
2食ではなく3食きちんと摂って、エネルギーが不足しないようにしたほうがの場合は良いのかも。
足りない分を筋肉が分解することで補ってしまい、分解されて生じたタンパク質が腎臓の負担を高め、クレアチニン値が悪くなったのかも。
雑穀&玄米入りご飯を毎回160gはとるようにして、エネルギー不足にならないように気をつける。


【血圧に関して再考した方が良いかもしれないこと】
①寒い時期は血圧が高めになるので、やっぱり降圧剤は必要???←降圧剤を長いあいだ服用すると、脳梗塞や痴呆症の恐れとの情報あり。
②発酵バターや青魚・鶏肉を少量摂っても血圧には影響しない?
③ナトリウム量の少ない市販の鍋の素を使用していたが、酸味料や乳化剤という形でリン酸塩が入っているかもしれない。また他の商品に比べて少ないとはいえ塩分は多いため、手作りのだしに変える。

3. 新情報&新留意点

①エンドウ豆(Garden Pea)のタンパク質が、PKDには有効??? との情報が。
→甘納豆のうぐいす豆や、フジッコのうぐいす煮(どちらもエンドウ豆が原料の物)、さやえんどう、スナップエンドウ、グリーンピースを食事に積極的に取り入れる。

②発酵食品からポリアミンを摂ることで、慢性炎症を抑える。←炎症でもタンパク質がつくられてしまい、腎臓を痛めるらしい。
→大豆、豆、貝類、しいたけ、小豆、チーズを積極的に摂る。
→ヨーグルトで腸の中のポリアミンを増やす。
→酒、みそ、しょうゆ、納豆、みりんは品質の良いものを買うようにする。

③カプセルで摂っていた月見草油はしばらく控え、同じくカプセルで摂ることの多かったオメガ3の油はなるべく液状の物を食事にかけて摂るようにする。←炎症を抑えると共にエネルギー補給。

④大根おろしを積極的に食べることでその酵素によってAGEを生成しにくくし、毎日6粒摂っていた純炭のカプセルを減らしてみる。

⑤「ダダモ博士による食事法」というのを参考にして、例えばO型のならO型が消化酵素を持たないとされるジャガ芋やとうもろこし、小麦、インゲン豆などの食材を避けてみる。

⑥大学病院の和漢診療科で処方してもらう漢方薬の服用を開始。

→6月の検査値ではクレアチニン値が前回より0.18下がり、昨年の春のレベルまで回復。
気温も暖かくなり血圧も良好に。ほぼ125/90。


4)4月以降の食生活

①大学病院の和漢診療科で処方してもらう漢方薬の服用を開始。
②水分を意識してこまめに摂るようにする。
③一日3回の食事では、動物性タンパク質である肉や魚は控え、主に納豆などの大豆製品、卵、黒豆や小豆、そしてエンドウ豆などからタンパク質を賄う。ただしヨーグルトやクリームチーズ、牛乳、卵は少量摂る。雑穀&発芽玄米入りご飯は一回量160グラム。
④大根おろしに柿酢とオメガ3の油をかけて食べ、その際には食後の純炭を省略する。
⑤季節の野菜を積極的に摂る。ただしO型が消化酵素を持たないとされる食材は摂らないようにする。
⑥甘い物が食べたいときは、すぐに血糖値が上がる市販のジュースや飴はなるべく控えて、うぐいす豆、小豆で出来た和菓子や生八つ橋、葛餅、ドライプルーンやダークチョコを少量摂る。 


この調子で行ければ良いなぁ。

2016年6月13日追記:
相変わらず電子レンジではなく、蒸かし器を使って温め直しをするようにしています。
それからこのような動物性タンパク質を極力摂らないことで血圧を安定させる食事をしていると、どうしても貧血気味になってしまうんですよね。
黒豆やアサイー、プルーン、黒キクラゲなどを意識して摂っていますが、それにも限界があるようなので、少しずつシジミとかカツオなどの魚介類を摂るようにしようと思っています。
またビタミンB群(1とか2とか6、12の)も、豚肉などを極力摂らない食事だと不足しがちなので、海苔やひじき、納豆などから摂るように意識していましたが、こちらもどうしても不足気味になるので、これまた貧血に拍車がかかってしまうようです。
ウ〜ン、どうしたもんじゃろのぅ。

2017年4月5日追記:上記『続・食事改善と変化』から10ヶ月たった経過を、『食事改善と変化〜その3』に記しました。そちらも合わせてご覧ください。
 

親譲りの腎臓病持ちで、50歳を過ぎたこともあってか、上昇し始めたクレアチニン値をこれ以上は悪化させたくない
そんなが、動物性タンパク質を極力摂らない生活を始めて半年ほど経ちました。
この生活、スタートした夏は兎も角、寒い時期には注意が必要だということを、身を以て知りました。
どういうことかというと・・・。

夏の好結果でちょっといい気になって、寒さ対策を怠ったことが、この冬(11月〜1月)のクレアチニン値の悪化につながったのかも・・・と思うに至った
身体を温める食材、特にのような病の場合はタンパク質をほとんど含まない葛などを意識的に摂ることで、不足がちなエネルギーを確保することが肝要だったようなのです。
葛湯や葛餅、ショウガ紅茶の他にも、ゆでた黒豆や小豆を30gくらい摂ることで身体を温め、少なくとも冬の間はコーヒーやアイスクリームなどの「身体を冷やす食材」は取らないことにしました。

それから11月から1月の期間、全粒粉と小麦粉半々の手作りパンやベーグル、お店で買ったケーキやヘルシー系クッキーを、夏と比べてかなり頻繁に食べていました。
調べてみると、小麦粉(おそらくは全粒粉にも)に含まれるグルテンというタンパク質の一種は、炎症(これがの病には一番怖い)を起こしたり、食欲を必要以上に増進してしまったりするのだそう。
しばらくの間は小麦粉入りの食材は取らずに、でんぷん類(片栗や葛)、米粉(玄米粉)などの食材で代用してみようと思います。

そして、2月の下旬からは「一日2食生活」もスタート。

夜の20時から朝の4時までは細胞を修復したり作りかえる時間帯。 
朝の4時から昼の12時までは夜間の新陳代謝の結果生じた老廃物を身体の外に出す時間帯。
だからそれらの時間帯にはなるべく食事をしないことで、内臓を休めることができるらしいのです。
の場合は、一日に摂取するタンパク質量が無理なく減らせますし、腎臓もその分楽になれば良いなぁと試みてみることに。

一ヶ月弱、実際にやってみて苦痛はありません。
エネルギー不足にならないようにと、ココナッツミルク入りの温めたジュースを毎朝飲むようにしているのですが、それでお腹が空かないみたいです。
水分は積極的に摂っています。
腎臓への負担が、これで少しでも減らせれば良いなぁ。

12時から20時は消化吸収が活発になる時間だそうなので、11〜12時と17〜18時の間に一日2回の食事を摂るようになりました。
季節のいろいろな野菜と芋、100〜130グラムくらいの雑穀米、そして納豆なら45gくらい、豆なら30gくらい、豆腐(厚揚げなども)なら90gくらい、玉子なら中サイズ1個を食べて、タンパク質をまかないます。
発酵食品である味噌やキムチでほどよい塩加減にして。
これらをワンプレートに乗せて食べているのですが、美味しいので飽きません。
週末に買い出しなどで出歩く時は、すし酢やごま油、胡麻、茹でた大根葉、しそ、あるいは梅干しなどをその時々の気分で混ぜた雑穀米を小さなお握りにして、2個ほど持ち歩くようにしています。
体温が一番高まるという夕方に、1時間のウォーキング。
午前中に50グラムの葛で作っておいた葛餅を2分の1から3分の1に切り分けて、黒蜜やきな粉を少量かけて、おやつに食べています。
残りは家族に。(笑)
食事の合間に小腹が空いてしまった時には、マシュマロとか飴(なるべくタンパク質を含まないものをチョイス)を食べ、ナッツや栗、プルーン、カカオマス主体のチョコレートなども少量ですが摂っています。
20時を過ぎる頃にはお腹も空かなくなりました。
かなりペースが掴めて来た?

漢方薬も試みてみたいと思っています。
いろいろやってそれでも効果無しだった暁には、すっぱり諦めよう。
なにしろ遺伝性の難病ですからなにをやってもどうしようもないのかもしれません。
でも、このような食事に徐々に切り替えてから、今までずっと悩まされて来た高血圧が落ちついたことは紛れも無い事実。
花粉症も今年はだいぶ軽くすみそうで(もちろんマスクは必須)これも食事改善のお蔭??と喜んでいます。
だとすれば、食事でこの難病の進行ペースを遅らせることが出来るかも???と淡い期待も持ち始めています。

やっぱり可能性を探してみたい。
散歩したり毎回の食事を楽しめるような、そんな元気を一日でも長く保ちたい。
いちごみるくを舐めながら、相変わらず夢見ています。

 

なんだか観たいドラマ満載で、最近とみに視力が弱くなって来たにはうれし泣きの新年になりそう。(笑)

『Body of Proof〜死体の証言』
「私は一流ですから」という決め台詞(?)にどこかで聴いたような既視感を覚えつつも、妙に気になって見始めた(今ごろ)2011年の人気作。
家族(夫と娘)と向き合わずに仕事本意で働き離婚した有能な脳外科医の女性が、事故にあったことで性格に変化が生じ、 過去の自分を見つめ直すストーリー。
早くも引き込まれています。

『真田丸』
2話目もあっという間の45分で、おおいに楽しみました。
逃避行ルートの景色がなんだかいつも歩いている田圃の畦道みたいでかなり親近感♪(笑)
これは「家族の物語」ということですが、それなら一日も早く女性陣が(男性陣でも良いけど)家事をし始める姿を観たいなぁ。
お手伝いさんだけにそういうことをさせる家族、って家族じゃないでしょ、って思うクチなので。(笑)

『家族ノカタチ』
1話目を観て、ハマりました。
花に囲まれお菓子を作る『赤毛のアン』のように生きたかったのに、花は枯らしてしまうワ キャリアウーマンやってるワ、っていうギャップをひっそりと抱えながら、都会での一人暮らしを満喫している体の「Hanako」さん。
彼女が読んでいたのが村岡花子ではなく松本侑子さんの『赤毛のアン』ってところがツボでした。
細かなところが面白いのでちょっと期待。
BGMが『リーガルハイ』と『リバウンド』を足して2で割ってる感じも好みです。

『いつかこの恋』
物語を読んでもらうのではなく創れる女の子の物語。
坂元さんの、この世の哀しみへの共感力満載ストーリーに最後まで食らいついて行きます。


さて、体調はなんとなくですが良い感じです。
夜お風呂に入っても目が切れることもなくなったし、昼間も横にならずに起きていられるし。
夏のど真ん中から始めた食事改善で、減った体重は現在もキープ。
そのお陰か、前回の診察までは血圧が良い数値だったので降圧剤と鉄剤を飲まないでやってみたいというの希望に主治医の先生がゴーサインを出して下さいました。
しか〜し!
秋から冬になって、朝晩、血圧を測るために着ていた上着の片方の袖を脱ぐと、それだけの寒さでも数値が結構上がってしまうように。
そういうのが続くと気持ちが落ち込んで、それが嫌で気にしないでいたいからとあまり測っていません。(汗)
真冬でもTシャツでいられる病院の病室のように、家も温かく保ったほうが良いのかもしれませんが、セントラルヒーティングなんて夢のまた夢。
厚着でなんとか乗り切っています。

・・・と書いたのが1月20日。
その後にあった診察での血液検査の結果と、さらにその後の血尿(初めての)に、心も身体もズタズタに。
軌道修正が必要?でもどうしよう…とかなり落ち込んでいました。
が、あれこれ思い返してみれば、夏から始めた食事改善でクレアチニン値が改善して、その2ヶ月後の検査値もまぁまぁ良かったことでかなり気を良くして、バターが入ってるケーキを何度か食べちゃったり、フランス産の美味しいバターが手に入ったので手作りしたベーグルに毎日ちょこっとずつ塗っちゃったりしてたんですよね、
バターは動物性タンパク質なのにぃ。(苦笑)←追記:というより「動物性脂肪」、ですね。
その他にもいろいろと気のゆるみがあったのだと思います。

動物性タンパクをなるべく摂らない食事改善だと、どうしてもエネルギー不足になってしまって、そうすると筋肉が分解されて、結局腎臓にはすごく負担になるのだそう。
それでクレアチニン値が大幅に悪化したのかなぁ。

これ以上そうなっては困るので、病院の食事指導に従って、ジャムを舐めたり、ジュースを大目に飲むようにしてみたところ、それまで感じたことの無いような変な動悸がするように。
これを続けていては危ないという直感から、この手の糖分補給方法は断念。
代わりに取り入れることにしたのが「本葛」でした。
実はこれ、がず〜〜っと前から気になっていた食材で、散歩してると道端に咲いてる葛の花の、根っこ(?)が原料のでんぷんです。
これを用いて葛餅とか葛湯をつくれば、タンパク質を過剰に摂ってしまう心配もなくエネルギーを補えそう♪
早速ネットで本葛とやらを1キロばかり注文して、水とハチミツで作ってみたらこれが本当に美味しい!
身体もなんだか温まって、噓の様に元気が湧いてきました。
味のヴァリエーションもつけやすいので、飽きずに続けられそう。
スーパーで黒糖と水飴もゲットして黒蜜も手作りしたところ、こちらも大ヒット♪
おススメです。

さて、今日の『真田丸』もとても面白かった!!!
家康の逃避行(?)には家族一同大爆笑♪
我が家の小ネタはもぅ書く必要無しですね♪(笑&何様
ところで家康といえば、生薬オタクの彼が愛用していたという「萬病圓」という丸薬も、葛の粉をつなぎにしていたものだそう。
も、葛でこのまま押し通れたらい良いんだけど・・・。

昨年の3月、それまで親譲りの持病を診てもらっていた大学病院から突然、「地域病院へ移ってください」と【紹介状】を渡された私。
でも、転院先を決めるのは、長めの期間分を処方された薬が無くなってから・・・としばらく先延ばしにしていました。
そうこうするうちに夏になり、やんちゃな3匹の野良仔猫と出会ってからは、ますます転院手続をする気分になれず、手元に余っていた降圧剤が無くなってもそのままにしていました。

秋になって、やっぱりこのままではマズイかなぁ・・・と重い腰を上げ、地域の中核病院へ出かけました。
久しぶりの検査の結果、クレアチニン値が思っていた以上に上昇していて、腎機能はなんと常人の半分以下に。
 
ショックで落ち込んでいたの目に、ある日飛び込んで来た新聞広告の「純炭」。
移った先のお医者さんが「あまり効果があるとは言えないけど、クレメジンというお薬があることをお伝えしておきます。」と話していた医薬品と比べて、純炭は7倍の効果があるらしい。
早速取り寄せて、朝昼晩の食事の2時間後に2カプセルずつ飲み始めたのは12月の末頃。
病院には2ヶ月ごとに検査や診察で通うことになりましたが、純炭のお陰か、食生活をほとんど何も変えずにいたのにクレアチニン値はそれ以上悪くならず、ちょっとホッとしていました。

今年4月の検査でも、前回とほぼ同じ数値に「このまま行けそう?」と安心して帰宅したその日。
野良仔猫の一匹だったキッキが手術中に死んでしまいました。
箱の中で横たわるキッキの、まだ毛並みの美しい姿に、色々なことを感じ始めた
そのショックが尋常ではなかったためか、6月の検査ではクレアチニン値が0.08ほど上昇し、腎機能は常人の40%以下に。

いよいよ後がない。
そんな思いで、新聞記事で紹介されていた「食事改善で10年間透析を回避している」という人が書かれた本を取り寄せたり、ネットで情報を集めたりして、自分に応用できることを探し始めました。
以前から減塩だけは心がけていたですが、この6月の半ばからは次のようなことを意識しました。

1)白米や精製された小麦粉から作られたパンや麺は極力とらずに、
  黒米や発芽させた玄米を混ぜて炊いたご飯や、全粒粉やそば粉で
  手作りしたパンを少量食べる。

2)腎臓に負担をかけるAGE(終末糖化産物)値が高くならないように、
       a) 電子レンジを撤去。温め直しには蒸かし器を用いる。
       b) 油で揚げた物や甘い物を極力とらない。
       c) 動物性タンパク質も極力減らして、タンパク質は植物性を大豆や
   黒豆、小豆、ナッツ等からとるようにする。ただし、卵や牛乳、
   ヨーグルトは摂取。
  d) AGE値を低くする食品、シナモン、しょうが、クミン、黒こしょう、
   バジル、ニンニク、林檎、レモンなどを意識して取る。「純炭」も。

3)オメガ3の油、ガンマ・リノレン酸の油(月見草オイル)を毎食とり、
  生の(熱を通していない)柿酢をご飯にかけ、野菜中心の献立にする。

4)果物、特に柑橘類と、海苔(ビタミンB12)を1〜2枚分、意識して
  毎日とる。

5)腎臓に負担をかける添加物をなるべく取らないようにするために、
  食品はラベルをチェックして添加物入りのものは極力避ける。

6)腹八分目。間食は極力しない。

それから3週間、気がついたら体重が4キロほど減り、現在もその数値をキープ。
8月の検査では、クレアチニン値も0.04ほど改善。
体重が減ったためなのか、植物性タンパク質中心の食事にしたためか、血圧も上が120台、下が80台と良い感じに。
検査後、思い切って降圧剤を飲まないようにしてみたら、一週間経過した今でも良い感じの血圧をキープ。
夏は血圧は低くなる時期かもしれないので、このまま寒い季節になっても血圧が安定していたら嬉しいなぁ。
薬にも添加物が入っているので、なるべくなら服用したくありません。
血圧の数値は毎日3回測って、クレアチニン値も3ヶ月に一回(にしてもらった)の診察時の血液検査でチェックしながら、用心深く様子を見ていこうと思っています。

10年間透析を回避している食事について書かれた著者は一日2回の食事へシフトした生活のためか、体重が15キロほど減ったと書かれていました。
はと言えば、お肉は全く食べたくなくなりました。
でも食欲はいつもどおり朝から旺盛にあるので、「腹八分目」は実践できても「間食をしない」ことが難しい。
でもまぁ、お肉を食べないことで更年期もずいぶん楽になったりと、こんなに体調が変化するものなんだなぁと驚いています。

この変化を経て気づいたこと。
サムスカの治験で覚えた、いくら水を飲んでも癒せない異常な口喉(くちのなか)の渇きに、いつもはほとんど飲まない炭酸飲料に手を出したことが、クレアチニン値悪化の原因だった気がするのです。
治験を受けるまでは0.7という正常値だったのが、治験後に0.85〜0.98まで悪化したのは、炭酸飲料には「砂糖ではない糖」とかいろいろな添加物が入っていて、それが腎臓には宜しくなかったのではないかな。
でも、あの渇き地獄状態のなかで、指示通りに水やほうじ茶だけを飲んでいられる人がどのくらいいるのだろうか。
甚だ疑問です。


2016年6月13日追記: 上記記事から10ヶ月たった経過を『続・食事改善と変化』に記しました。そちらもよろしかったらご覧下さい♪

2017年4月5日追記:『続・食事改善と変化』から10ヶ月たった経過を『食事改善と変化〜その3』に記しました。そちらも合わせてご覧ください。
 

そういえば今年4月のあの日、クレアチニンの数値が安定していたことに気を良くしたは、お天気も良かったことから、病院から家までのまっすぐな道を2時間ほどかけて歩いて帰ったのです。
道中、道路工事の交通整理のおじいさんに呼び止められました。

「この用水路をね、3匹の鯉が昇っていったのを見たんだよ。」

田圃の脇の細い用水路。
どうやら3匹の鯉が印旛沼から泳いで来たらしい。

「それでどこまで泳いでいったんですか?」
「あそこあたり。行き止まりなんだけどねぇ。」

おじいさんの指差した先まで歩いていってみると、そこには少しの段差があって、水はその先へは流れていかなくなっていました。
でも、3匹の鯉の影は無し。

どこへ行ったんだろう?

3匹の野良仔猫の一匹だったキッキの死を知らされたのは、そんな不思議な話を聴かされたすぐ後のことでした。
姉妹思いのオス猫キッキが、自分が死んだ後のチャッチャとウォルターをに託すために、おじいさんに語らせたんだろうと思っています。

 

 昨日は朝から大雨だったので止めておけば良かったのに(?)、長男は大学へ、nobvkoの夫も次男坊を乗せて車で出かけて行きました。
で、案の定11時頃には皆、帰宅モードとなったようなんですが、それぞれ大変な思いをして帰ることに。
長男はバスが出ている駅までたどり着くことができましたが、一時間に一台のバスに乗り遅れてしまい、もう一度電車に乗って、最寄り駅から25分ほど歩くことに。
幸い全面的に止まってしまう前の最後の電車に乗れ、最寄り駅に着いたら小雨になっていたようで「ラッキーだった」と喜んでいました★
nobvkoの夫は次男坊の携帯に「学校が終わったらすぐに連絡するように」とメールしていたのに、なんど送っても返事がない。
で、のところにメールしてきて探してみたらベッドの上に次男坊の携帯が★
しかたなくnobvkoの夫が3時半すぎに高校へ行ってみたら、3年の先輩数人と図書室で待っていたとのこと。
なんで公衆電話とか職員室の電話を借りて、家に連絡する機転がきかないのかとガックリ★
二人はこうして、大風と大雨の中を40分ほどのドライブで戻ってきました。
比較的近くの民家で土砂崩れもあったようで、本当に怖い台風でした。

は今回の台風で、とうとう治験薬を飲むことを断念☆
頭痛と気持ち悪さでいっぱいいっぱいで、この上、喉(というか舌?)の渇きも加わるなんてちょっと耐えられませんでした。
今日も朝食とお弁当を作った後、お昼過ぎまでバタンキュー。
来週にでも治験を監督している大学病院へ行ってギブアップする旨伝えてこようかな、トホホ。

 

この治験薬は水分補給がとてもじゃないけど間に合いません。
しょっちゅうトイレに行かなければならず、体中からミネラルが失われている感覚もあって怖いです。
実際、皮膚が乾燥して痒くなったり、こむら返りで夜中に苦しんだりします。
承認されても残念ながらは服用しないでしょう。
かえって身体を壊してしまった感じもして、治験に参加したことを後悔しています。
医師の弟と、薬剤師の妹の助言にもっと耳を傾けておけば良かったのですけれど、
病気の進行が少しでも遅れればと願って参加した治験でした

は台風でテンションが上がる、という経験がありませんが、高校の時の親友は台風の大風に向かってよく気持ち良さそうに吠えていました。
今では、台風が来ると体調が悪化するのが怖い。
それに加えて、この夏はとんでもない災難にあっています。(現在進行形)
3年間続けていた治験(腎臓の遺伝病の)が7月末で一先ず終わり、次のステージが8月の半ばから始まったのですが、なんと!
これまで薬だと思って飲み続けていたものがプラセボ(偽薬)だったとわかったんです。
というのも、改めて飲み始めた同じ薬で猛烈な副作用に見舞われているから★
とにかく喉が渇く、渇く!
のべつ幕無し、水や炭酸水をガブガブ。
一日に軽く4リットルは飲んでいます。
一方、飲んだ分はほぼそのまま排出されるみたいで、しょっちゅうトイレに行かなければなりません。
当初は1時間に1回の間隔で催していたので、外出もままなりませんでした。
最近は、体が慣れてきたのか1時間半~2時間毎になってきたお陰でこうして書き込みが出来るようになりましたが、他の方の症例をネットで見るとこれ以上には改善しなさそう。
水分を大量に飲むせいで胃の方も辛くなってきますが、飲まないと脱水症状になって危ないので、水は取り続けなければなりません。
治験を監督しているお医者さん曰く、「この症状が今になって出るということは、これまでのはプラセボだったんでしょう」。
病が進行するのを少しでも遅らせられる可能性のある薬が出てきたことはラッキーだとは思っているのですが、この渇き地獄(&トイレ回数増加地獄)から一生逃れられないとしたら、薬の功罪をどうとらえれば良いのやら・・・。
っていうか、この状態での台風はキツすぎる~。

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