october sky〜遠い空の向こうまで〜

謎主婦・風信子(ヒヤシンス@nobvko)のブログです。宜しくお願いします♪

カテゴリ: イニハトーブ

今年の夏、近所の古刹「龍角寺」の瓦塚の発掘体験をした長男。

発掘した瓦の破片についた土を洗い落とす作業をしているときに、学芸員さんから

 

「これを丁寧に洗ってごらん。きれいな模様が出るはずだよ。」

 

と渡されたものがこれ。

 

 

 

この模様は「葡萄唐草紋」というそうで、お寺の軒を飾ったものだとのこと。

「難波宮跡近くで藤原宮の瓦出土」という記事の写真とよく似ています。

 

こちらの「龍角寺」は、今年開基1300年を迎えた関東最古のお寺のひとつですが、学術的にはもっと古く(650年頃)からこの地にあったことがわかっているとのこと。

このお寺には重要文化財の白鳳仏(の頭部)が祀られているだけでなく、創建時の屋根を飾った瓦(飛鳥京の山田寺のそれと同じ様式のもの)やそれらを焼いた瓦窯跡も遺されているうえ、すぐ近くには全国最大級の方墳で、同時期の用明天皇陵や推古天皇陵よりも大きい「岩屋古墳」もあり、古墳時代の大和政権との関係に注目が集まっているスポットです。

 

ちなみに、岩屋古墳には二つの石室がありますが、そのうちの1つが崩落しているため、その改修を兼ねた発掘調査が計画されているとか。

楽しみです♪

 

 

何を隠そう成田には、古代から「ハブ」と呼ばれた地域があります。

(昔は「埴生」、今は「八生」)

 

民間の各国航空会社がアジアのハブとして選んでいる成田空港を、この際「ハブ空港」と改名してはいかがでしょうか、森田知事♪

 

そういえばリニアで羽田と成田を結ぶという案もありましたが、来年春には開通する新しいルート成田新高速鉄道)も36分で成田と都心(日暮里)を結ぶそうですし、都営浅草線を東京駅に接着して成田・羽田両空港を直結する案もあるそうですし、工夫次第で成田はもっともっと便利になりそう。

 

ところで、「はぶにする」というのは「仲間はずれにする」という俗語でもありますね。

前原大臣の発言について、鳩山首相は

 

私は前原大臣はご本人が、ハブ空港とはおっしゃっていないように聞いています

 

と火消しに回ったようですが、前原さんももう少し慎重に言葉を選んで発言しないと、民主党の中ではぶにされちゃうかも!?

 

さて!

今から歩いて図書館まで行ってこよう!

そして、今日こそ葉舟の『村の無名氏』を読むぞ〜♪

では行って来ま〜す☆

先月訪ねた時にはまだ若い芽が出始めたばかりだった、旧御料牧場跡にある記念公園のマロニエ並木。

 

 

 

昨日訪れてみたら一転、緑が繁っていました。

 

前回の訪問の後に「一斉に花をつけたら、さぞやきれいなことでしょう」と書いた・・・。

 

 

 

マロニエの花って、けっこう地味なんですね。

というか、上の方の日の当たる部分に花が咲いているので、下からはよく見えませんでした。

でも、そこはかとなく良い香りがしてきたんです。

マロニエの花って香りますか?

それとも、そばに植えられていた桜の木の香りでしょうか。(笑)

 

ところで、Wikipediaに

 

「もともとフランス語でマロン(Marron)とは、トチノキ科の木であるマロニエの実のことだったが、マロングラッセに使うマロニエの実をクリで代用したことから、クリのこともマロンと呼ぶようになった。」

 

と書いてあるのを読んで、ちょっとビックリ。

マロニエの実、って食べられたんですね。

今でも食べてるんでしょうか!?

マロニエのマロングラッセ、ちょっと食べてみたいかも☆

 

Haseさん、パリのマロニエも、こんな感じでしょうか?

今年で開山1300年の龍角寺。

それを記念して、国の重要文化財に指定されているご本尊の薬師如来が御開帳、というので拝見してきました。

 

白鳳時代からこの地におわすこちらの仏様は、関東地域では最古参とのこと。

江戸時代の火災で首から下は融け落ちてしまったそうですが、微かな笑みを浮かべるそのお顔には、遥か昔の仏師の祈りが今なお宿っているようです。

 

こちらのお寺には、日照りに苦しむ人々を救うために雨を降らせた龍の伝説があります。

勝手に雨を降らせた咎で、大龍に身体を3つにちぎられた小龍の頭が葬られたことから、龍角寺という名になったというこちらのお寺。

 

撮影禁止の仏様のかわりにカメラに収めてきたのが、こぉれだぁ〜!!

 

 

 

 

そうそう、こちらの薬師如来様は目の病を治してくださるそうです。

ネットを見すぎてお疲れ気味のそこのあなた!

一度、お参りされてはいかがでしょうか。

 

境内への階段を昇る

 

水野葉舟の『遠野物語の周辺』を読み終えた

その中に、次のような話が書かれていました。

 

或る晩、自分(友人のN-氏)は二階の窓の処に机を置いて手紙を書いていた。そのうちに、ふっと理由(わけ)なく頭が茫然とした。それは一つの字を書こうとして、紙に筆を落した瞬間だった.その時に外で自分を呼ぶ声が聞えた。

それはたしかにその時に、海岸の地方に行ってる某家の家族に同行している筈の某と言う青年だった。妙な事だと思ったが,その声がまた聞こえるので、返事をして下に降りて行って戸をあけて見ると誰もいなかった。

その時にその青年は海に溺れて死んだ。

 

〜『遠野物語の周辺』株式会社国書刊行会 p. 238より

 

こういう不思議な話が好きで、集めていたという水野葉舟(1883-1947)。

イギリス・スコットランドの不思議話も収集するなど、L.M. モンゴメリ(1874ー1942)と同時代人であること以上に、神秘的なものへの興味という共通項を持つ二人の作家に、そうとは知らずに魅せられている自分が改めて不思議になりました。(笑)

 

自身、このイザ!ブログで昨年の一月に書いた「せっかちな父」だけでなく、何度かの不思議験(葉舟の時代には、実際に経験したことを「実験」と表現したそう)があります。

 

最近)亡くなったご近所の初老のご主人。
お通夜の報を受ける前日の午前中に、ワタシ
見たんです。近所の散歩道でいつものように黄色いジャンパーを着たご主人が向こうから歩いてくるのを。


「あら、お久しぶりにお見受けするな。」

 

と思いながら、なぜか声をかけそびれたワタシ
実は、一月(ひとつき)前から入院されてそこで亡くなられた、ということを奥様からお聞きした時は本当にびっくりしました。
あの時すれ違い様に拝見したご主人のお顔、まっすぐ前を向いたあの雰囲気は、今思えばもうこの世のものではなかったのかもしれません。

 

これは、拙HP『天然自己流・私営館!』(NHK大河ドラマ『新選組!』ファンサイト)においてある45話の感想書いた文です

 

小学生の頃にも、こんなことがありました。

ダイニングで母と二人でいた時、トントンと玄関をノックする音が聞こえたので、二人で「誰かしらね?」とドアを開けにいきましたが、どなたもいません。

えば、当時の家には引き戸の門があり、玄関にはその門を通らなければいけないはずなのに、門の開くガラガラという音がありませんでした。

「親戚の誰かが亡くなったのかも。」と言う母の言葉に、「?」だった

けれど、その後2時間ほどして遠い親戚のおばあさんが亡くなったとの電話を受けました。

 

が見た「黄色いジャンパー」のおじいさんが亡くなったご近所のご主人だったのか、が聞いた「玄関のノック」が亡くなった親戚が訪ねてきた音だったのか、それはわかりません。

でも、そう思えてしまう不思議な出来事って、ありませんか?

 

そう言えば最近,不思議とご自分のことを「ワタシ」と表記されるブロガーの方が増えてきたように思う

そこで、8年前から自分のことを「ワタシ」と書いてきたは、今日から「」と書くことにしま〜す。(笑)

 

 

2009年7月8日追記:

こういう不思議の実在を、多くの人々にあっさりと受け入れさせてしまうかのような迫力あるマイケルの「幽霊映像」。

こんな出来事が増えて行く先に、あの2012年のアセンションがあるのかも!?(笑)

 

三里塚御料牧場記念館でガラス越しに出会った水野葉舟の文章に、なぜか心をわしづかみにされたワタシは今、図書館で貸し出しOKだった『遠野物語の周辺』という本を読んでいます。

世間的には怪談で有名な水野葉舟。

怪奇ものがかなり苦手なワタシですが、明治の人とは思えない今風の文体と人物描写のせいか、単なる怪談話には思えない、時空を超えた魅力を感じるから不思議です。

 

そうは言っても、彼が成田に移り住んでからの文章が早く読みたい!

でもなかなか図書館の閲覧室に籠る時間がとれません☆

そんな中、足を向けてみたのが日本近代文学館・成田分館。

  

 

 

ここは、つい最近知ったばかりの場所なのですが、水野葉舟が住んでいた地のすぐお隣に、2007年9月に開館したという真新しい建物です。

駐車場に車を止め、5段ほどの短い階段を昇って玄関に近づくと、重厚な黒い扉がワタシに向ってゆっくりと開き、中から藤子不二雄の未来マンガに出てくるような(?)可愛らしい女性司書さんが登場。

どうやら、窓から外の様子に気づき、絶妙なタイミングで重たいドアを開けてくださったようです。

彼女が簡潔に説明して下さった館内も、月に二回(第一、第三土曜日)しか開館していないせいか、ついこの前できたばかりのよう。

こじんまりした展示室兼閲覧室には、期間展示中の芥川龍之介の遺書(のレプリカ)のほかに、葉舟が遺した、日々の短い雑記が添えられた新聞記事のスクラップ帳の数頁も並べられていました。

 

しばらく展示品を眺めたあと、自由に手に取ることが出来る復刻版の書棚に水野葉舟の作品を探しましたが、やっぱりここにも見当たらず。

仕方がないので、徳富蘆花の「自然と人生」の逗子にまつわる箇所を読んで、文学館の周りを散策することに。

 

近くには、水野葉舟の親族が今でも住んでおられるお家もあるのですが、辺りに広がる畑や林の雰囲気は、まるで軽井沢のようで本当にビックリ!!

ウ〜ン、まさにイニハトーブ!(謎)

山吹の咲く茂みの脇の道路を通る車も疎らで、ときおり聞こえる飛行機の轟音がなければ、すぐ隣が国際空港だということを忘れてしまいそうです。

 

 

 

 

 

この遠山村(現成田市駒井野)の地に大正末期に移り来て、文壇から徐々に遠ざかりつつ、今に繋がる田園生活を築かれていった水野葉舟というお人。

ますます興味が湧いてきました。

 

昨日、この地で晩年を過ごしたという作家、水野葉舟の歌碑を見るため、隣町にある旧御料牧場跡にある記念公園へ行ってきました。

 

3月にこの公園を訪れた際、御料牧場記念館に展示されている葉舟の文章になぜか釘付けになったワタシは、アマゾンで購入できないものか探してみたのですが、読みたい本が出ていません。

それではと、隣町の図書館で探してみたら、ほとんどの本が館内閲覧用とのこと。

今度、朝から閲覧室に籠(こも)って、あれこれ読んでみようと思いつつ、先ずは葉舟の足跡に少しでも触れておこうと、再び御料牧場跡を訪ねたマスク姿の怪しいワタシ☆(笑)

 

 

 

 

この公園の片隅には皇族の方々の防空壕跡があり、ちょうど北朝鮮が飛翔体=ミサイルを発射したあの日に内部を一般公開していましたが、昨日は入り口が塞がれていて、中の様子をうかがうことは出来ませんでした。

 

 

 

公園の入り口から、正面奥に建てられた御料牧場記念館までは「マロニエ並木」になっています。

一斉に花をつけたら、さぞやきれいなことでしょう。

 

 

 

でも、花も葉っぱも、まだこれからの様子。

 

 

 

そんな中、大空を往く飛翔体のごとき若芽を発見!

 

 

 

そしてこちらは、上空を往く飛翔体=旅客機☆

(近くにある空港の見える公園にて)

 

 

最近足を伸ばすようになった、車で30分くらいのところにあるお店は、福岡に本店があるというスーパーマーケットチェーン店です。

いつ行ってもお安いのですが、特に毎週金曜日はポイント3倍!ということなので、出かけてきました。

 

店内には生鮮食料品はもちろん日用品、衣服から100円ショップまで何でもありの実に心強いお店。

なんとっ! 入り口手前の園芸用品の季節外れコーナーでは、昨日写真をアップした花さえも売られていました。

でも名札がなくて、相変わらず名前はわからずじまい・・・ガックリ★

 

気を取り直したワタシは買い物を開始♪

次男坊からリクエストされてたノート5冊入り157円や、玄関の消臭剤の詰め替え用298円、お菓子やらお肉やらのお値打ち品を一通りカゴに入れたワタシは、今晩のおかずを選ぼうとお魚コーナーへ向いました。

そう、今にして思えばこの時すでに、我が家の今晩の運命は大きく変わり始めていたのです。

 

こちらのお店に来るたび、いつも買っていく鰰(はたはた)の干物8匹398円のパックに手を伸ばしたワタシ。

と、その瞬間。ワタシは感じたのです。

まるで何者かが背中に覆いかぶさるような、そして何かを訴えるような気配をっ!

 

おそるおそる振り返ると、通路に置かれた冷蔵ワゴンに並べられたイカの下足やらブリのアラなどのパックの合間から、きれいな桜色をした鯛のお頭半身分がジ〜っとワタシを見つめているのです。たった1パックだけの天然鯛のお頭半身分、250円。

手に取って、その目を見つめ返すワタシ・・・。


「鯛のアラ煮を作ったらおいしそう!」

 

作り方は良く分からないのに、以前お鍋に入れた鯛のアラの味を思い出したワタシは、迷わずその品もかごの中へ入れていました。

後は帰ってからのネット頼み☆

 

帰宅後すぐに検索してみたら、フライパンで作るという簡単レシピを発見!

その名も「桜鯛のアラ煮」

春先の鯛は桜鯛と呼ばれて特においしいんだそうです。(←この歳になるまで知らなかったワタシ)

一緒に煮るとおいしいと書いてあったごぼうもちょうど家あったので、ラッキー♪とばかりに作ってみました。

 

子供たちが帰ってきたら、いただっきま〜すっ♪

 

 

ワタシの家です。

 

 

 

ワタシの庭です。

 

 

 

桜です。

 

 

 

木いちご(グミ)の花です。

 

 

 

すみれです。

 

 

 

ワタシのお墓です。

 

・・・イニハトーブ(印波東部)で見た夢です。

 

2009年8月27日追記:

いちばん上の「ワタシの家」の庭で、AKB48さんたちが新曲のPVを撮影したようです。(笑)

その曲が、SMAPを抜いて初登場一位だそうです。

う〜ん☆ 縁起の良い場所になりそう♪

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